今回はすべて、物語調です。
以下のことに触れています。
- TOEFL100点を取った話
- 全戦績(スコア)
- おおよその費用感
- おおよその学習時間
TOEFLで100点を取った話
三度目の正直へ向けて・・・
2019年11月から対策をはじめ、2020年2月までにTOEFL100点突破を目指した「TOEFL100点突破計画」は、コロナの影響により失敗に終わった。
そして、その後3月に受けた試験では自己最低得点を獲得。
2ヵ月間のバッファも見ていたけど、すでに時は4月・・・
僕はまだ諦めていなかったとはいえ、予算的にも時間的にもリソースがブレークポイント寸前まで迫っていることは把握していた。
この頃世の中は、「第一波」の影響による緊急事態宣言下にあったが、僕にとって幸運なことが3つ起きていた。
1つは、外出が減り勉強時間が確保しやすくなったこと。
1つは、「TOEFL自宅受験」という新しい選択肢が生まれたこと。
1つは、定額給付金10万円の支給が決まったこと。(追加予算)
「三度目の正直。
このチャンスを生かし、絶対に決めなければいけない。
もう失敗はできない。」
来たる【2020年5月12日】に向け、自分で自分を追い込んでいった。
※本当は4月末に予約していたけど、うまく取れてなくてズレ込んだξ
Restore
– 2020年5月13日(水) 自宅受験当日 –
受験の受付がはじまるのは、11時過ぎ。
自宅で受験をするのなんてTOEFL以外でもはじめての経験。
設定に時間を取られたけど、今回は誰かの雑音に邪魔をされることはない。
そう思うと、心は不思議なほど穏やかだった。
「まぁ、本当に”素”の実力が出るにすぎないよな。」
リーディングがはじまった。
頭は冴えわたっているし、今回はペースも悪くない。
リスニングは雑音がなく、集中できているのが自分でもわかる。
休憩中にエナジードリンクでより士気を揚げ、臨んだスピーキング。
上手く喋れない箇所もあるけど、言いたいことは言い切ってやった!
ライティング、自分的には内容・文字数ともに申し分ない。
・・・そして・・・
約1週間後に発表されたスコア
TOEFLの対策をはじめてから、195日後。
時間もお金も計画をオーバーしてしまったことは認めて、反省しないといけない。
でも、やっと、僕の英語力は世界の超エリートたちと肩を並べられる次元に届いた。
だから、まずは言わせて欲しい・・・
「英語は世界レベルになれたよ。」
幕引き
実は5月13日に受けたTOEFLの結果を待つ間・・・怖くなって、もう2回の受験を申し込んでいた(._.)
※「えぇい!10万円の給付金、投じてしまえ!」と、使い込んだ。。
その結果。
僕にとってはTOEFL引退試合となる【2020年6月11日】の受験において、4技能すべてで歴代最高スコアを獲得。
こうして長く続いた「TOEFL100点突破計画」は、幕を下ろした。
振り返り
戦績: 3勝4敗(模試含む)
Total |
Reading |
Listening |
Speaking |
Writing |
勉強期間 |
2019 Oct |
2019 Dec |
2020 Jan |
2020 Mar |
2020 May |
2020 May |
2020 Jun |
---|---|---|---|---|---|---|
91 | 90 | 100 | 86 | 100 | 97 | 104 |
25 | 26 | 28 | 22 | 26 | 28 | 29 |
24 | 25 | 26 | 21 | 27 | 25 | 27 |
21 | 19 | 21 | 19 | 22 | 21 | 23 |
21 | 20 | 25 | 24 | 25 | 23 | 25 |
0ヵ月 | 1ヵ月 | 2ヵ月 | 4ヵ月(※) | 6ヵ月(※) | 6ヵ月(※) | 7ヵ月(※) |
※黄色は本番、白は模試。
※1ヵ月半程度、勉強ができてない期間も含む。
コロナの影響でひっくり返された時期もあったけれど、それを除けばある程度早い時期からスコアの上昇がみられ、チャートも概ね右肩上がり。
なので、学習方法は適正であったと考えて良さそうです。
総費用: 498,000円
項目 | 種別 | 単価 ※おおよそ |
数量 | 小計 |
---|---|---|---|---|
スクール受講 (Liberty English Academy) |
受講料 | ¥330,000 | 1 | ¥330,000 |
オンライン英会話受講 (DMM英会話) |
受講料 | ¥6,000 | 1 | ¥12,000 |
TOEFL受験 | 受験料 | ¥25,000 | 5 | ¥125,000 |
TOEFL公式模試受験 (TOEFL Practice Online) |
受験料 | ¥5,000 | 2 | ¥10,000 |
TOEFLテスト英単語3800 | 教材費 | ¥3,000 | 1 | ¥3,000 |
ETS公式ガイド TOEFL iBT | 教材費 | ¥7,000 | 1 | ¥7,000 |
Official TOEFL iBT Tests Vol.1 ペーパーバック版 |
教材費 | ¥4,000 | 1 | ¥4,000 |
Official TOEFL iBT Tests Vol.1 eBook版 |
教材費 | ¥3,000 | 1 | ¥3,000 |
ホワイトボード | 雑費 | ¥2,000 | 1 | ¥2,000 |
マーカー | 雑費 | ¥1,000 | 1 | ¥1,000 |
外付けスピーカー | 雑費 | ¥2,000 | 1 | ¥2,000 |
合計 | ¥498,000 |
予算は30万円(+受験料)と考えていました。
受験回数を2~3回だとすると、多く見積もっても40万円。
予算オーバーの大きな要因は、やはり受験回数が膨れたことだと思います。
今回は運よく定額給付金で相殺できて良かったけど、本当は最初から想定の1.5倍くらいまで見ておくべきだったとも感じました。
100点突破までの学習時間: 300時間
英単語 |
英文法 |
過去問 |
Reading |
Listening |
Speaking |
Writing |
2019 Nov |
2019 Dec |
2020 Jan |
2020 Feb |
2020 Mar |
2020 Apr |
2020 May |
2020 Jun |
Total |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | 15 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 45 |
30 | 30 | 20 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 90 |
0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 16 | 16 | 4 | 40 |
0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 13 | 13 | 4 | 34 |
0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 13 | 13 | 4 | 34 |
0 | 0 | 6 | 6 | 4 | 26 | 26 | 0 | 68 |
0 | 0 | 6 | 6 | 4 | 20 | 20 | 0 | 56 |
45 | 45 | 47 | 22 | 20 | 88 | 88 | 12 | 367 |
最初の3ヵ月は毎日1.5時間程度。
後半の2ヵ月(4,5月)は平日2~3時間、週末は5時間程度勉強していたと思います。
総学習時間は367時間ですが、最初にTOEFL100点が取れた時(2020年5月13日)までで計算すると、だいたい300時間。
※模擬試験で100点が取れた時ベースだと、約100時間。
これが多いのか少ないのかわかりませんが・・・
目安としては毎日3時間学習を継続すれば3ヵ月程度、2時間だったら5ヵ月、1時間だったら10ヵ月で達成できていたことになります。
総括
自分の場合、一番乗っているタイミングでコロナの影響を受けてしまい計画が狂ってしまったけど、対処は良くできた方だと思いました。
またスコアが90点台で停滞することなく、しっかり100点台まで持っていけたのは、闇雲に過去問ばかりやるのではなく、まず英文法にしっかり時間をかけたからだと感じます。
※僕の知り合いでカナダ4年在住のオンライン英会話講師は、90点台から抜け出せず、結局そのまま終わってしまったと言ってました。
TOEFLにおける「正しい英語・正しい文法」の重要性は、これから対策を開始する方にも強調したいと思います。
僕と同じことを同じ時間だけやれば、同じ結果が出るとは保証できません。
でも、これからTOEFLに挑む方にとって
- 全体的な学習計画・期間
- 費用感
- 日々の勉強時間
- 注力する技能
このあたりの”目途”をつけるために、僕のデータが役に立ったら嬉しいです(‘ω’)ノ