私の英会話体験談 PR

【元受講生】ENGLISH COMPANYを3ヵ月受けた感想|20代女性

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ENGLISH COMPANYについて

概要

ENGLISH COMPANYは、最近ビジネスマンを中心に話題となっている「短期集中型・コーチング英語」の先駆けとなったサービスです。

2015年にどこよりも早くこのスタイルによるサービス提供をはじめ、現在では受講待ちの生徒さんが1,000人近くいるほど人気となっています。

TOEICスコアアップの実績が多く見られますが、実際はTOEICに偏向しておらず、第二言語習得のプロトレーナーによる科学的なトレーニングの結果としてTOEICスコアも上がるという点も特徴です。

料金

入会金
月額
総額
期間
学習サポート
コンサルティング
パーソナル
トレーニング
少人数
トレーニング
パーソナル
トレーニング
セミパーソナル
トレーニング(※)
STRAIL
(コンサルティング)
¥55,000 ¥55,000 ¥55,000
¥187,000 ¥77,000 ¥99,000
¥616,000 ¥286,000 ¥352,000
3ヵ月 3ヵ月 3ヵ月
2回 12回/60分
24回/90分
12回/120分

※セミパーソナルトレーニングは、定員5人の少人数トレーニングです。
※セミパーソナルトレーニングの料金は「中級」の場合です。別途、教材費が19,030円掛かります。

基本情報

開校時間 10:00~22:00 (平日)
9:30~22:00 (土日祝)
教室一覧 公式HPをご覧ください
受講日程 週毎の予約制
講師 日本人
体験内容 カウンセリングシート記入: 5分
ヒアリング: 10分
リスニングテスト: 5分
体験レッスン: 30分
提案・質疑応答: 10分
計: 60分

 

私について

自己紹介

会計士をしています。

年齢は20代です。

元々英語が好きで、得意科目でもありました。
そのため大学受験時は、高校の先生から「英語の比重が高い大学を受けた方がいい。」とアドバイスをもらい、結果として上智大学に入学することができました。

大学では経営学を専攻し、英語は必修科目の1つでした。
英語の授業では、帰国子女や留学経験者が多く集まる上級クラスに割り当てられてしまったため周りのレベルが高く、ディスカッションやプレゼンには毎回一生懸命ついていきました。
しかし英語をグローバルのコミュニケーションツールとして当たり前に使い、それ以外に専門分野を勉強しているという環境は、よい刺激になりました。

 

大学2年生の夏からは、会計士の勉強を始めました。
海外留学をするかも迷ったのですが、英語の勉強は仕事との両立もできると考え、資格の勉強を優先しました。

会計士試験後は「ようやく英語ができる!」と思い、GABA英会話に半年通ったり、大学内では留学生向けに行われる会計の授業(英語)を履修したりしていました。

その結果、大学在学中に受けたTOEICは750点を取得することができました。

 

英会話をはじめた、きっかけ

英語を習おうと思ったきっかけは、社内評価に必要なTOEICスコア(900点以上)を取得するためです。

大学卒業後、外資系の監査法人に入社した私は、配属された部署内に英語ができる人が少なかったこともあり、入社2年目から英語の業務が増えはじめ、海外出張にも行くようになりました。

そこでさらに英語力を上げるため、再びGABA英会話に通うことにしました。

1年ほどGABA英会話を続け、会話力は上がったという実感はありました。
しかしTOEICを受けてみたところ、スコアは785点であまり伸びておりませんでした。

私の会社の場合、海外駐在を希望しようと思うと、英語が喋るかどうかよりもまずはTOEICで900点以上を取っていることが暗黙の条件になります。

 

「最終的にはより流暢に英語を喋れるようになりたい。
けど、まずはTOEICで900点以上を取ってからだ。

 

そう考え、TOEICスコアを確実に上げることができるスクールを探すことにしました。

 

利用した期間

2019年5月から、2019年7月までの3ヵ月間、通いました。
申し込みをしてから実際にスタートするまで、2ヵ月くらい待ちました。

 

掛かった費用 (総額)

ENGLISH COMPANYの正規料金は、入会金が50,000円、そして1ヵ月分の料金が165,000円です。そのため総額は545,000円でした。
※現在は料金が変更されています。冒頭の表をご参照ください。

ただ私の場合、社内でENGLISH COMPANYに通っていた人がおり、その人からの紹介による割引と、以前にGABAに通っていたのでスクール移籍割引が適用され、合計20,000円割引になりました。
※ENGLISH COMPANYには「お友達紹介割引」と「他スクールからの移籍割引」という2種類の割引があり、いずれも10,000円ずつの費用が安くなります。詳しくは公式HPをご確認ください。

≫公式HP: ENGLISH COMPANY

 

選択したコース

選択したのは3ヵ月間のパーソナルトレーニングコースです。

 

ENGLISH COMPANYを選んだ理由

一度のレッスンだけでも、手応え

元々、最初に体験レッスンを受けたのは「RIZAP ENGLISH」でした。
そして次に、比較のために受けたのがENGLISH COMPANYだったんです。

体験レッスンを受けてみて、まずはその独特なメソッドに興味を持ちました。
ENGLISH COMPANYのトレーニングメソッドはTOEICのスコアアップにはフォーカスしておらず、英語力自体を上げるものでした。この点は、RIZAP ENGLISHと異なっていました。

そして一度レッスンを受けただけでも「確かにこれをやれば上がる。」という手応えを感じました。

また私が体験レッスンを受けたのは有楽町のスタジオだったのですが、内装がとてもオシャレで「ここに通いたいな。」と思ったのも、ENGLISH COMPANYを選ぶ決め手となりました。

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↑こちらは2019年10月にオープンした銀座スタジオの写真。※有楽町ではありません。
他のスタジオもこのようにフリーアドレス制で、シンプルかつオシャレ。
内装デザイン系のメディアが取材に来るほどだそうです。

 

カリキュラム

レッスン

レッスンは毎回、以下のステップで行っていました。

  1. 単語のテスト
  2. TOEICのPart4の音声を聞き、話されていた内容を答える
  3. 再度同じ音声を聞いて、どこまで理解できたかを答える
  4. スクリプトを見て、単語と全体の内容を理解する
  5. スクリプトをチャンクリーディング(記事内・補足1へ)する
  6. スクリプト内に徐々に穴が空き、それを音読する
  7. 最終的には日本語のみで、英文が言えるようにする
  8. TOEICのPart2を使ったディクテーション
    →その後、ホームワークでオーバーラッピングの練習

 

音読のトレーニングを行う中で、発音や音声変化(記事内・補足2へ)のルールについても教えてもらいました。

 

ホームワーク

毎日1時間半程度の宿題がありました。
私の場合、基本はシャドーイング40分英単語暗記が40分、あとは文法力強化のためにTOEICの文法問題を10分(30問)やっていました。

英単語は毎日100個くらいのペースで暗記し、レッスン毎のテストでは95%以上正解するよう求められました。そのため、対象の範囲を5~10周くらいはやっていたと思います。

1日100個と聞くととんでもない数に聞こえますが、やっていくとだんだん慣れて、そこまで辛くはなかったです。

あと2週間に1回はTOEICの公式問題集を解き、それを提出していました。

 

講師・スタッフについて

講師

ENGLISH COMPANYでは担当トレーナーが2人つきます。

私のメイントレーナーは中年の男性で、中学校の先生みたいな方でした。
サブトレーナーは若い女性で、とても発音がキレイな方でした。

トレーナーとはLINEでやり取りを行い、なにか質問を送れば毎回丁寧に回答・解説をしてくれました。

 

スタッフ

スタッフさんは受付の方が1人いましたが、用事があれば直接トレーナーにLINEで連絡をしていましたので、あまり接点はありませんでした。

 

その他

授業の受けやすさ (振替など)

レッスンは週単位で決定します。
こちらがNGな日にちをLINEで送り、それに合わせてレッスン日を決めてもらっていました。

変更もLINEでやり取りを行い、たしか前日までは可能だったと思います。

 

イベント

レッスン外のイベントなどは、無いと思います。

 

ぶっちゃけ、上達しましたか?

目標だったTOEIC900点以上を達成!

ENGLISH COMPANYに通った結果、TOEICスコアは785点から920点に上がりました。

「TOEICで900点以上を取る」という元々の目標を達成することができ、まずはそれが良かったです。
またやり方もTOEICのみに特化するのではなく、英語力全体を上げるアプローチで、結果としてスコアもしっかりと上がったのは嬉しかったです。

元々私は英語の音声変化なども知らなかったですし、そういった点では勉強の仕方も学べたと思っています。

 

3ヵ月間、毎日勉強を続けられたのは、LINEのサポートがあったおかげもあるけど、それ以上に英語力が伸びている手応えを感じていたからです。

私は言われたことをやっただけ。
そう考えると「ENGLISH COMPANYのメソッドって、すごいな!」と思います。

 

【まとめ】ENGLISH COMPANYの口コミ・評判

良い点

TOEICだけにフォーカスするのではなく、英語力全体を上げるメソッドがあり、それが効果的である点です。

またGABA英会話と比較すると、トレーナーが日本人なので、発音で分からないところなどが聞けるのも良かったです。

全体的には満足しています。

 

悪い点

元が学習塾を運営している背景からか、他の英語スクールと比較してカスタマーサービスが不十分と感じる点もありました。

例えば、学習の成果を測るためにTOEICをなるべく多く受けるよう言われましたが
「受講料が高いんだから、タダで受けさせてくれてもいいのに・・・」と感じたこともあります(笑)

またレッスン初回で実施する学習計画で、私は「毎日2時間勉強したい!」と伝えていましたが、ホームワークは1時間半程度であり、個別対応をしてもらっている感覚はありませんでした。
(それでも、時には仕事やプライベートの都合もあるので、多少余裕があるくらいで丁度よかったのかもしれないです。)

受講者アンケート等を設けてフィードバックを得られる仕組みを作れば、もっと良いサービスになっていくのではないかなと、個人的には思いました。

 

検討している方へ

TOEICスコア150点アップに50万円を掛けられるか?という金銭的な問題もありますが、
ついて行けば絶対に成果は出ると思います。

それに、1人でやるよりは確実に早く成長できます。

もし迷っているのなら、体験レッスンを受けてみると良いと思います。

≫公式HP: ENGLISH COMPANY

 

補足

スタイル
スタイル

今回の話の中で、いくつか聞いたことがない言葉が出てきたかと思いますので、僕から補足説明しますね(‘ω’)ノ

1. チャンクリーディング

チャンクリーディングは、文章を塊ごとに捉え、後ろに戻らずに頭から読んでいく方法です。

これは英語をある程度のスピードで読む際には必須となる思考プロセスで、僕も生徒さんに教えています。
もちろん僕自身の英文理解も、このプロセスをたどっています。

具体例を使って、ENGLISH COMPANY式のトレーニングを交えながら簡単に説明します。

You will hear some conversations between two or more people. You will be asked to answer three questions about what the speakers say in each conversation. Select the best response to each question and mark the letter (A), (B), (C), or (D) on your answer sheet. The conversations will not be printed in your test book and will be spoken only one time.

 

上記は、おなじみTOEIC Part3の導入文です。
まずはこの文章を塊ごとに分解してあげます。
※どうやって分解するかに正解はありません。またキレイに分けるには、ある程度の練習が必要です。

You will hear some conversations あなたはこれから会話を聞きます
between two or more people. 2人以上による
You will be asked あなたはこれから求められます
to answer three questions 3つの質問に答えることを
about what the speakers say 話し手が言っていることについて
in each conversation. それぞれの会話の中で
Select the best response 最適な応答を選びなさい
to each question 各質問に対して
and mark the letter (A), (B), (C), or (D) そして、(A)~(D)のいずれかをマークしなさい
on your answer sheet. あなたの解答用紙に
The conversations will not be printed 会話は印刷されていません
in your test book あなたのテキストに
and will be spoken only one time. そして、一度しか話されません

 

この状態の文章を読み(音読)、頭から理解していくのが、チャンクリーディングのトレーニングメソッドです。
※【カリキュラム – レッスン】中のステップ⑤が該当

そしてここから、少しずつ英文(左側)に穴を空けていき、空白になっている箇所は日本語(右側)を頼りに、元の英文を思い出しながら全体を音読します。
※【カリキュラム – レッスン】中の⑥が該当

You will hear some conversations あなたはこれから会話を聞きます
2人以上による
You will be asked あなたはこれから求められます
to answer three questions 3つの質問に答えることを
話し手が言っていることについて
in each conversation. それぞれの会話の中で
最適な応答を選びなさい
to each question 各質問に対して
and mark the letter (A), (B), (C), or (D) そして、(A)~(D)のいずれかをマークしなさい
on your answer sheet. あなたの解答用紙に
会話は印刷されていません
in your test book あなたのテキストに
そして、一度しか話されません

 

最終後には英文(左側)がすべてなくなり、日本語だけを見て全英文を思い出しながら音読することになります。
※【カリキュラム – レッスン】中の⑦が該当

スタイル
スタイル

この思考プロセスはとっても大切ですので、改めて別の記事で書きますね(‘ω’)ノ

※ENGLISH COMPANYの運営会社である「STUDY HACKER」さんのメディアにも、チャンクリーディングについて書かれた記事があるので参照してみてください。

 

2. 音声変化

音声変化は、僕なりにザックリと説明すると「日本人が想定している英語の音(カタカナ英語)と、ネイティブの音は少し違うんだよ。変わって聞こえるよ。」ということです。

例えば日本語でも「おはよう」だったり「そういうこと」などの音は、実際には「オハヨ」「ソーユコト」と聞こえるかと思います。

「オハヨ」や「ソウイウコト」とキッチリ言うと・・・
ロボットっぽいというか、多少は違和感がありますよね^^;?

 

英語で代表的なのは、なんだろう・・・「Check it now!! (チェケラ!!)とかでしょうか?
※やべ、古いかっ( ゚Д゚)!!?

 

ENGLISH COMPANY的には5種類のルールが存在するようです。
なのでそれに沿って、ザックリと紹介します。

名前 カタカナ音 聞こえる音 説明
連結 an issue アン イシュ シュ niが連結して、niに聞こえる。
同化 would you ウド ユー ジュ dyが同化し、別の音に変化。
脱落 want to ワント トュー ウォン wanttが脱落。
弱形 the book ザ ブック ブーック theは弱く、ほぼ聞こえない。
ラ行 better ベター tがラ行の音に変化。

 

ちなみに、僕はあまり音声変化のルールを理解しておらず、意識もしていません。
生徒さんにも「これは『弱形』だから、こうなってるんだよ!」といった解説はしません。

ただ実際に発話をする時、確かに僕の音も変化しています。

英語学習者の方が知っておくべき大切なことは、英語は音が変化するケースがたっくさんあるということです。

とりあえずルールは強く意識しなくてもいいので、発音や音読の練習をする時は、恥ずかしがらずにネイティブの真似をしましょう。

それが近道です。

スタイル
スタイル

ちなみにENGLISH COMPANYですが・・・
体験レッスン受講だけでもけっこう待つと思います。
※僕も一度受けたことがあるけど、その時は1ヵ月半待ちました。

そのため興味があるのであれば、体験の申し込みだけはしておいた方がいいかもしれません。

≫公式HP: ENGLISH COMPANY