TOEFL

『総力戦』でTOEFL100点を突破するまで|第5話: スピーキング対策

toefl-ep5

ITエンジニアの僕が、TOEFL100点超えに挑戦しました。
必ず達成するために、
英語力のみならず経済力、情報力、人脈なども駆使して挑んだ時の記録です。

総力TOEFL
  • 「自分の意見がすぐに言えない!」
  • 「読んで、聞いて、話して・・・Integrated Task難しい過ぎるってξ」
  • 「やっぱりテンプレートとか仕込んで、臨むべきか?

今回は、自分なりにスピーキング対策にトライした記事です。

スピーキングは僕自身が高得点を取れてないので、「これをやれば完璧!」ということは書けませんξ
ただ、僕のレベル(スピーキング音声)も晒しますので、良くも悪くも参考にしていただければと思います。

僕のスコアは、19~23点の間でした。
音声を聞いて・・・

「20点くらいだと、こんなレベル感か。」

「自分はこれよりは喋れそうだな。」

などなど、感じてみてください。

 

TOEFLスピーキングの心得

最も忙しいセクション・・・今日一番の集中を!

2020年現在、TOEFLのスピーキングは2種類で計4問。

  • Independent Task (1問)
    自分の意見を言う。
  • Integrated Task (3問)
    読んだ&聞いた内容を要約する。

     

    2019年8月より前は6問ありましたが、現在は4問のみです。
    ※旧Task1・Task5の対策は不要です!

    変更後 変更前 内容
    廃止 Task1
    (Ind)
    自分の好み、経験などを話す。
    Task1
    (Independent)
    Task2
    (Ind)
    トピックについて、同意/不同意と理由を述べる。
    Task2
    (Integrated)
    Task3
    (Int)
    学校生活に関する記事を読んだ後、生徒2人の会話を聞く。
    それらの内容を、要約する。
    Task3
    (Integrated)
    Task4
    (Int)
    学術的な記事読んだ後、講義を聞く。
    それらの内容を、要約する。
    廃止 Task5
    (Int)
    生徒2人の会話を聞き、内容を要約する。
    Tas4
    (Integrated)
    Task6
    (Int)
    講義を聞き、内容を要約する。

     

    スピーキング試験、非常に忙しいです!

    Independent Task(Task1)では、トピックを聞いてから15秒で話すことを考えなければいけません!
    またIntegrated Task(Task2,3,4)では、読みながら・聞きながら常に手を動かす(メモ)必要があります。

    多くの日本人受験者にとって、最難関セクションはスピーキングです。
    はじまる前に10分間の休憩を挟みますが、気を抜かず、ここが今日一番の勝負所だと思って臨んでください。

     

    「読む・聞く」力は、「話す」力と同じくらい大切

    スピーキングの4問中3問を占めるIntegrated Taskでは、読んだ&聞いた内容と喋った内容に差異がないかどうかは、かなり気にされます。

    「そもそも、あなた。ちゃんと内容把握できているのよね?」と。

     

    TOEFLスピーキングは、話す能力だけにあらず。

    もしスコアが伸びないのであれば、話すことだけに注力するのではなく、「読む・聞く」能力も意識してみてください。

    ※第3話・第4話では、リーディングとリスニングの具体的な練習方法を紹介しています。
    参考にしてみてください(‘ω’)ノ

    toefl-ep3
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    暗記に頼り過ぎても、スコアは上がらない

    Independent Task(task1)では、「考える時間が少ない。こりゃもう、ガッツリ暗記して臨むしかない!」と思いがち。

    でも僕はこの方針臨んだところ、スコアが下がってしまいました。
    つまり、TOEFLはそのへんを見極めることができるのかもしれません。

    「お、こいつは丸暗記した英文を喋っているな。
    「こっちはメモ用紙に書いて、読んでいるっぽいな。

    これは見抜かれた途端、大幅な減点を喰らいます。

    TOEFLは本質的(essential)な英語力を評価する試験。
    丸暗記で完璧なスピーチをする受験者ではなく、臨機応変に自然な英語が喋れる人が高評価されるという点を知っておきましょう。

     

    決め手は流暢さ・速さでない・・・とも言えない

    TOEFLのスピーキングでは、流暢さやスピードよりも
    「話の展開」「内容の正確さ」「英文法の正確さ」「表現の多彩さ」などが重視されるといわれています。

    とはいえ・・・
    個人的には、ある程度の流暢さとスピードは必要だと感じます。

    特にIntegrated Taskでは、計3分間程度のインプット情報を60秒以内に要約しなければいけません。
    その際、(自分は何度も試したのですが)「話の展開」や「英文法の正確さ」などを意識してゆっくり喋ると、タイムオーバーしてしまうのです!

    つまり、スコアに直接かかわるポイントではないかもしれませんが、情報を伝えきるために、「スピード感を持って喋ろう!」とは思っておいた方がいいでしょう。

    https://www.testbig.com/

    ※コチラのサイトでは、様々なスピーカーの回答を聞くことができます。
    やはり高得点のスピーチは、どれも流暢です。

     

    フェーズ1: 時間内にやることを考える

    やることの完全ルーティーン化

    スピーキング対策で、誰もが必要になるのは試験慣れの練習です。
    特にTOEFLスピーキングは、自分が今まで受けたことがある試験(英検, TOEFL, IELTS)どれよりもハード!
    ゆえに、時間内にやることを完全にルーティーン化して、負担を減らしておきたいのです。

    具体的に、僕はこんなことをしました。
    ※以下、Task2を使って詳細に説明します。

    <TOEFLスピーキング試験・ルーティーン作業>

    1. 事前: テンプレートを用意
    2. 試験説明の時: テンプレートに沿ったメモ欄作成
    3. 読む/聞く時: メモ欄のブランクを埋める(メモる)
    4. 準備の時間: メモを見直し、話の展開を整理
    5. 話す時: メモに書いてあるポイントを意識して話す

       

      1. 事前: テンプレートを用意

      練習を行う前に、自分が言いやすいテンプレートを作って暗記します。

      <Task 2>

      The topic of the notice is (Topic).
      The man agrees/disagrees with the decision.
      He says that (Reason 1).
      According to him, (Detail 1).
      In addition, he mentions that (Reason 2)
      He explains that (Detail 2).
      (That’s why the man/woman supports/doesn’t support the decision.)

       

      1. 試験説明の時: テンプレートに沿ったメモ欄作成

      試験の説明がはじまったら、テンプレートを元にしたメモ欄をサッと作ります。

      toefl-ep5-4

       

      1. 読む/聞く時: メモ欄のブランクを埋める(メモる)

      音声を聞きながら、必死にメモを取ります。

      toefl-ep5-5

       

      なお、以下の動画のように短縮や省略を使える方が望ましいです。
      ※僕は練習が足りず、逆にメモが遅くなるので諦めました。
      でもスピーキングで高得点を狙うなら、トライしてみてください!

       

      1. 準備の時間: メモを見直して、話の展開を整理

      準備時間の20~30秒は、メモを見直してスピーチの流れを整理します。

       

      1. 話す時: メモに書いてあるポイントを意識して話す

      メモのポイントを押さえつつ、説明は長くなり過ぎないよう気を付けながらスピーチを行います。
      正しい文法を心掛けると同時に、時間内に話し切ることも強く意識してください!

       

      フェーズ2: 時間内に喋れるようになる

      【録音→修正→発声】徐々に完成させる (音声&メモ公開)

      TOEFLのスピーキング、最初は全然時間内に喋れないと思います。
      そして喋った英語も、ミスだらけだったりします。
      (僕がそうでしたし・・・今もそうですξ)

      これを改善していくためには、地道ですが以下のトレーニングをするのが良いです。

      スピーキングに慣れるための、可能な限り多く以下の練習をする

      1. 回答&録音
      2. 録音を聞き返し、内容を最適化したスクリプトを作成
        (うまく出来なかった2タスク分)
      3. 作成したスクリプトを制限時間内に喋る練習

      ※②のスクリプトは凝り過ぎず、現実的に制限時間内に喋れる内容にしてください。
      ※③では、最終的にスクリプト無しである程度喋れるまで練習。

       

      自分が喋った音声は、録音して聞き返します。
      これを繰り返すと、気づきがあります。

      「あれ、また同じところ間違えてる。。」って。

      僕の場合、いっつも「One of the reason is」と言ってしまう癖がありました。
      頭では「One of the reasons is」というのがわかっていても、いざ喋ると「s」が抜けるのです。

      TOEFLは、こういうミスを漏れなくスコアに反映してきます( ;∀;)

      気づいたミスは、その後のスクリプト作りで改善します。
      同時に、Task1の知見(意見&理由)も蓄積していきましょう。

      地道な作業ですが、多くの日本人にとってスピーキング対策は最も時間が掛かるものです。
      腰を据えて取り組みましょう。

       

      スタイル
      スタイル

      では、いよいよ僕のスピーキングを晒します^^;

      僕の1回目のスピーチくらいだと、20点台前半レベルです。
      修正後のような内容であれば、おそらく20点台後半のスコアになると思います!

       

      Task1 – Independent

      Task1は、提示されたトピックについて好きか嫌いか言う問題です。
      最初に意見を言い、2つの理由・詳細で補足します。

       

      <問題>

       

      <テンプレート>

      Speaking of the topic, I believe (opinion).
      The reason is (Reason 1).
      For example, (Detail 1).
      Another reason is (Reason 2).
      It is better for me because (Detail 2)
      That’s my view.

      <メモ(準備)>toefl-ep5-1

      <メモ(書いた後)>toefl-ep5-2

      R1 concentration
      D1 classmate distract
      Another R2 time saving
      D2 review

       

      <スピーチ(1回目)>


       

      <修正したスクリプト>toefl-ep5-3

      <スピーチ(修正後)>

       

      <他者の回答例>

      https://www.testbig.com/toefl-speaking/q2/tpo-07-question-2-state-whether-you-agree-or-disagree-following-statement-then-20

       

      Task2 – Integrated

      Task2は、学校に何かが起きてそれに2人の生徒が意見を交わします。
      まずはトピックを押さえ多く喋っている生徒の意見・理由・詳細を話します。

       

      <問題>

      <テンプレート>

      The topic of the notice is (Topic).
      The man agrees/disagrees with the decision.
      He says that (Reason 1).
      According to him, (Detail 1).
      In addition, he mentions that (Reason 2)
      He explains that (Detail 2).
      (That’s why the man/woman supports/doesn’t support the decision.)

      <メモ(準備)>toefl-ep5-4

      <メモ(書いた後)>toefl-ep5-5

      T to prohibit the use of bicycles on campus
      R1 not dangerous
      D1 at night    low visibility
      daytime    move around
      R2 not convinent
      *スペルミスでも、自分がわかればOK。
      D2 buses once hour
      too busy to waste time

       

      <スピーチ(1回目)>

       

      <修正したスクリプト>

      <スピーチ(修正後)>

       

      <他者の回答例>

      見つかりませんでした。

       

      Task3 – Integrated

      Task3は授業体験みたいな問題です。
      僕が喋る時は、先に授業内容を紹介してから、「読み物にもあった通り・・・」という流れでトピックを要約します。

       

      <問題>

       

      <テンプレート>

      The professor explains (topic).
      According to him, (Example 1).
      (Detail 1).
      He also says (Example 2).
      (Detail 2).
      As described in the reading, these are the examples of (topic).
      It is
      (Summary).

      <メモ(準備)>toefl-ep5-7

      <メモ(書いた後)>toefl-ep5-8

      S a change of behav based on conseq / exp
      good repeat ⇔
      E1 kids started school
      not used to the rule
      D1 interrupt teacher
      misbehave → get angry → punished
      don’t like → learn
      E2 raise hand
      behave well → praised → good reaction
      D2 → change behav

       

      <スピーチ(1回目)>

       

      <修正したスクリプト>toefl-ep5-9

      <スピーチ(修正後)>

       

      <他者の回答例>

      https://www.testbig.com/toefl-speaking/q4/behavior-modificationindividuals-often-modify-their-behavior-based-what-they-0

       

      Task4 – Integrated

      Task4は伝言ゲーム。教授の話を、いかに詳細にTOEFLへ伝えられるかを競います^^
      要点2つと、それぞれの例を押さえるようにします。

       

      <問題>

       

      <テンプレート>

      The professor explains two different types of  (topic).
      First, (Method 1).
      For example, (Example 1).
      Second,
      (Method 2).
      For instance,
      (Example 2).
      (These are the 2 ways the professor discusses in the lecture.)

      <メモ(準備)>toefl-ep5-10

      <メモ(書いた後)>toefl-ep5-11

      2 products costs same
      higher quality
      M1 reliability = works the way we expect
      example E1 a car doesn’t work    needs repair
      → unreliable
      used to be a main
      → not deciding factor
      M2 features = not necessary, better to have
      air con / stereo
      instance E2 today very reliable
      manifac put many features

       

      <スピーチ(1回目)>

       

      <修正したスクリプト>toefl-ep5-12

      <スピーチ(修正後)>

       

      <他者の回答例>

      https://www.testbig.com/toefl-speaking/toefl-integrated-speaking-question-6-using-points-and-examples-lecture-explain-two-5

       

      スタイル
      スタイル

      久しぶりのスピーキング、やっぱり難しいですξ

      僕は喋る時、文法がかなり雑。特に可算・不可算名詞/1人称・3人称が弱点。
      またTask2, 3は微妙に内容を間違えている箇所もあり、そこも失点につながりそうです(-“-)

       

      あとがき (物語調)

      黙っていれば、英語上手い

      TOEFLのスピーキングにはじめて触れたのは、2019年の秋。

      数日後に控えた本番に向けて、
      「一応、問題見ておくかー」という感じで、公式HPのサンプルを問題を解いてみた。

      Task1は予想通りの内容。
      「まぁ、大体こんな感じだよね。」と思ったが・・・驚いたのTask2。

      「・・・なんで読むの?」

      しかも読んでみると、時間内に読み終わらない。
      当然メモなんて、1つも書けない!

      そしてすぐにスピーカーが話しはじめる。

      「は、速いっ・・・。」

      これも、ほとんどメモれない!

       

      幸いサンプル問題は、その先でサンプル回答が流れるだけだったが・・・

      「これ内容知らずに本番やったら、大惨事だったぞ。。」と思った。

       

      数日後に受けた1回目の本番試験、頭の中は真っ白。
      ひたすらメモしたことと、(不正だけど・・・)周りから聞こえてきた内容を真似して喋った。

      今思うと、よくあれで21点取れたと思う。

       

      その後、本格的にTOEFL対策をはじめたが、順調にスコアが伸びていくその他3技能に比べ、スピーキングだけは伸び悩んだ。
      何度試験を受けても、4セクションの中でスピーキングは最低点。

      そんな現実を鑑みて、こんなことを思う。

      「なるほど。
      僕って、“喋らなければ” 英語上手いんだ!」とか。。

       

      心残り

      結局、自分ではあまり改善できなかったスピーキング。
      でも、1つ心残りもある。

      僕は当時「Liberty English Academy」というスクールに通っていて、そこでは基礎クラス(Grammar Table)である程度の英語力がついたら、スピーキングとライティング学ぶ上級クラス(Academic S/W)を受講することができる。

      僕は基礎クラスで2ヵ月以上掛かり、上級クラスは数回しか受けることができなかったが・・・
      そこで教えている内容は、異常に高度だった。

      僕が先に紹介したような「喋れることに慣れる」練習に注力するのではなく、「喋る内容」を徹底的に研ぎ澄ます・・・本気で29点・30点を取りにいくために。

      • 話の内容・構成
      • 知的な単語・表現
      • 文法の正確さ
      • 明確に話す

      これらのポイントが大切だと習う。
      具体的に、Independent Task(Task1)であればこんな内容だ。

      <アカデミックスピーチのポイント例>

      1. スピーチ構成として、いきなり自分の意見ではじめるのは良くない。
        →トピックについての導入(introduction)ではじめる。
      2. アカデミックなスピーチは、自分の意見を相手に押し付けない。
        →必ず反論(counter argument)を挟む。
      3. 『知的な表現』も用いて、会話を行う。
        →ラテン語由来の英語を随所に使う。

        特に②③などは、ほとんどの受験者が意識したこともないレベルだと思う。

        ここの上級クラスを3ヵ月くらい受けている生徒の中には、高度な表現を駆使して「ペラペラペラペラー!」と喋る人たちがいて、やはり彼らは28点以上のスコアを取るそうだ。

        僕はといえば、結局習った内容を使いこなせるレベルまで達しなかった。

         

        「もし、もう少し通っていれば・・・
        もう少し時間とお金、そして『力』を英語に捧げていれば。

        “喋っても” 英語が上手な自分に成っていたかもしれない。」

        今でもふと、そんなことを思う時がある。

         

        ※LIBERTYの「Academic S/W」で習う内容は、第6話・ライティングの記事でより詳しく紹介しています。
        興味がある方は、読んでみてください。

        https://style-pedia.com/toefl-ep6/ (Coming Soon)

         

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