ITエンジニアの僕(英検4級)が、英検1級を受けてみました。
真っ向勝負ではとても敵わないので、勉強効率や時間配分を工夫し、戦略的に合格を目指した時の記録です。
今回はすべて、物語調です。
以下のことについて、書いています。
- 合格基準点
- 合格率
- 合否結果
解答速報発表
自己採点
– 2019年1月28日(月) 13:00 –
英検の公式HPより、リーディングとリスニングの解答速報が発表された。
早速僕も、自己採点をしてみた。
Part | 正答数 / 配点 | 正答率 | |
---|---|---|---|
リーディング | 1 | 17 / 25 | 68% |
2 | 4 / 6 | 67% | |
3 | 8 / 10 | 80% | |
計 | 29 / 41 | 71% | |
リスニング | 1 | 9 / 10 | 90% |
2 | 8 / 10 | 80% | |
3 | 5 / 5 | 100% | |
4 | 2 / 2 | 100% | |
計 | 24 /27 | 89% |
合格基準: 素点で約70%
なお、英検は素点をCSEスコアという、謎のパラメータに換算して合否判定を行う。
技能 | 試験形式 | 満点 | 合格基準 |
---|---|---|---|
R | 1次試験 (筆記: Part1~3) |
850 | 2028 |
W | 1次試験 (筆記: Part4) |
850 | |
L | 1次試験 (リスニング) |
850 | |
S | 2次試験 (面接) | 850 | 602 |
このスコアへの換算方法はまったく分からないが、素点で70%より気持ち上くらいが合格の目安となる。
スコアは技能ごとに算出されるが、各技能がそれぞれ70%を超える必要はない。
CSEスコアは最終的に合算されるからだ。
僕の場合で見ると・・・
(リーディング: 71%
+ リスニング: 89%) ÷ 2
= 80%
つまり、残るライティングで素点が60%以上なら1次試験を突破できる!
たしかにライティングはやらかした。
でも、書き切って60%を下回ることはないだろう?
合格率: 約10%
英検1級1次試験の合格率は、10%程度といわれている。
この狭き門を本当に突破できているかは分からないが、僕は2次試験に向けた準備を始めることにした。
合否発表
– 2019年2月12日(火) 12:00 –
珍しくクライアント先のオフィスで仕事をしていた僕だったが、正直頭の中は合否発表のことでいっぱい。
午前中はあまり仕事にならなかった。
やきもきしていたが、ついにその時間が来た。
仕事の手を止めて、速攻でホームページを確認する・・・
・
( ゚Д゚)
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( ゚Д゚)
・
( ゚Д゚)
・
「受かりましたーっ( ゚Д゚)!!」
振り返り
その後しばらくして、合格通知(兼 2次試験の受験票)が届き、ライティングの得点についても知ることができた。
技能 | 大問番号・出題形式 | 正答数 / 問題数 | 正答率 | |
---|---|---|---|---|
R | 大問1 | 17 / 25 | 68% | |
大問2 | 4 / 6 | 67% | ||
大問3 | 8 / 10 | 80% | ||
計 | 29 / 41 | 71% | ||
L | Part1 | 9 / 10 | 90% | |
Part2 | 8 / 10 | 80% | ||
Part3 | 5 / 5 | 100% | ||
Part4 | 2 / 2 | 100% | ||
計 | 24 /27 | 89% | ||
W | 大問4 | 内容 | 6 / 8 | 75% |
構成 | 6 / 8 | 75% | ||
語い | 5 / 8 | 63% | ||
文法 | 6 / 8 | 75% | ||
計 | 23 / 32 | 72% |
以下、1次試験の振り返り。
Part1は、ギリギリ。
これ以上崩れていたら、アウトだったかもしれない。
単語の暗記をしっかりやっておいてよかった。
Part2は、満点取れると思って臨んだが、本番ではうまくいかなかった。
Part3は、最後の長文(ラスボス)で -2点。
これは戦術通りに戦った結果なので、OK。
偶然見つけた先読みテクニックのおかげで、全体的によくできた♪
ビジネスメールレベルの能力で、70%程度は取れる英作文を心掛け準備をしてきた。
本番ではきわどい理論を展開する事態に陥ったが、結果的には狙い通りの72%だった。
出題トピックもヒットさせることができ、仕込みにガッツリ時間を割く戦略も正解だったといえる。
残るは2次試験。
ここまで来たら、絶対に一発合格だ。