ITエンジニアの僕(英検4級)が、英検1級を受けてみました。
真っ向勝負ではとても敵わないので、勉強効率や時間配分を工夫し、戦略的に合格を目指した時の記録です。
今回はすべて、物語調です。
以下のことについて、書いています。
- 合格基準点
- 合格率
- 合否結果
発表前
自己評価
英検1級2次試験について、自分なりに予想をしてみる。
分野 | 得点 / 配点 | 得点率 |
---|---|---|
SHORT SPEECH | 5~6 / 10 | 50~60% |
INTERACTION | 8~9 / 10 | 80~90% |
GRAMMAR AND VOCABULARY | 7 / 10 | 70% |
PRONUNCIATION | 8 /10 | 80% |
計 | 28~30 / 40 | 70~75% |
合格基準: 素点で約70%
英検は素点をCSEスコアという、謎のパラメータに換算して合否判定を行う。
技能 | 試験形式 | 満点 | 合格基準 |
---|---|---|---|
R | 1次試験 (筆記: Part1~3) |
850 | 2028 |
W | 1次試験 (筆記: Part4) |
850 | |
L | 1次試験 (リスニング) |
850 | |
S | 2次試験 (面接) | 850 | 602 |
このスコアへの換算方法はまったく分からないが、素点で70%より気持ち上くらいが合格の目安となる。
僕の場合、ワーストケース(= ちょうど70%)の場合は、おそらく不合格だ。
合格率: 約60%
英検1級2次試験の合格率は、60%程度といわれている。
1次試験の合格率が約10%であることを考えると・・・
0.1 * 0.6 = 0.06 (6%)
英検1級の合格率は、約6%ということになる。
つまり100人受けて、6人。
僕が1次試験を受験した教室(40人程度)からは、合格者は2.4人しか出ないことになる。
そもそも英語が得意な40人が受験して、合格するのが2人の難しい試験だ。
それでも、その1人は絶対に僕でなきゃいけないんだ。
合否発表
– 2019年3月12日(火) 13:00 –
1次試験の合格に歓喜した【2019年2月12日】から、ちょうど1ヵ月後。
奇しくも僕は、1ヵ月前と同じクライアントのオフィスで仕事をしていた。
そして合否発表の時間になると、1ヵ月前と同じように仕事の手を止め、ホームページを確認した。
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( ゚Д゚)
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( ゚Д゚)
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( ゚Д゚)
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「う、受かりました・・・( ;∀;)」
振り返り
実際の得点は、こうだった。
分野 | 予想 | 実際 | 得点率 |
---|---|---|---|
SHORT SPEECH | 5~6 | 7 | 70% |
INTERACTION | 8~9 | 8 | 80% |
GRAMMAR AND VOCABULARY | 7 | 8 | 80% |
PRONUNCIATION | 8 | 7 | 70% |
計 | 28~30 | 30 | 75% |
以下、1次試験の振り返り。
これについては、予想外に高くて驚いた。
論点は完全にグチャグチャだったはず・・・|ω・)
諦めずに「何か言おうとしている姿勢」が評価されたのだろうか?
僕はたまに文法を褒められることがあるが、自分としてはまったく自覚はない。
文法はむしろ避けて通ってきたし、時制なんかはどんな種類があるのかもよく分からない
単語力も、英検1級を受験する他の人に比べたら劣るだろう。
さきの「SHORT SPEECH」同様、この分野で「8」が取れたのは不思議だ。
発音については、もう少し自信があった。
むしろ今回の2次試験は「INTERACTIONと、PRONUNCIATIONで稼ぐ!」と思っていたのもあり・・・少しショックだ。
でもそれはつまり、まだまだ伸びる余地があるということ。
もっともっと、流暢になるように努力していこうと思う。
日本英語の最難関資格ともいわれている「英検1級」。
中学時代、英検3級に3度も落ちた凡人は、ついにその頂(いただき)を制した。