- 小学生期、わが家で試した英語学習方法(12種類)
- その中で効果があった・なかったもの
※すべて、わが家の体験ベースです。
もともとアメリカへ短期留学するくらい、ハリウッド映画や洋楽が好きだった私。
妊娠を期に、もう一度英語学習のやり直しを開始。
ついでに「わが子にも英語を学んでもらおう!」とはじめたのが、わが家の英語育児のきっかけ・・・
そしてその後、約10年間続いています。
このシリーズはこれまで試した全取り組み、そして娘たちにとって「効果があった・なかった」ものを、正直に紹介したいと思います。
この記事では「小学生(6歳~)」に焦点を当てていますので、小学生のお子さんがいる方はぜひ参考にしてみてください(*’ω’*)
Contents
小学生期の取り組み・12種類
取り組みと効果の一覧表
年齢 | 取り組み内容 | 効果 |
---|---|---|
6歳 | Skype英会話(3回目) | × |
ヤングアメリカンズ参加(1回目) | ○ | |
国際交流イベント参加 | △ | |
英検ジュニア(シルバー・ゴールド)対策 | ○ | |
7歳 | 英検5級対策 | ○ |
英検5級・任意スピーキングテスト | ○ | |
8歳 | 英検4級対策 | ○ |
英検4級・任意スピーキングテスト | ○ | |
公文の英語 | ○ | |
9歳 | 英検3級対策 | ○ |
公民館主催の無料英会話講座参加 | ○ | |
10歳 | 英検準2級対策 | ○ |
各取り組みの感想
× Skype英会話(3回目)
長女6歳の冬、なんとか英会話の場が欲しくて3度目のSkypeの英会話にチャレンジ。
4社ほど無料体験した結果、再び「リップルキッズパーク」に加入。
選んだ理由は講師のレッスンマニュアルが徹底していて、子供慣れしているため。
長女は過去2度にわたるレッスン時よりはちゃんと参加しており、親子で1年間頑張りました。
しかし・・・
- 週1回程度では、前回の内容を忘れてしまい定着しない
- 16~20時の予約が取れず、スケジュールが組みにくい
- 娘の積極性がゼロ
こういった理由で、辞めました^^;
この経験を踏まえて、長女の英会話は「必要な時、必要なことを話せるようになればいい。」と割り切りました。
○ ヤングアメリカンズ参加
「ヤングアメリカンズ」は、世界中から集まった「キャスト」と呼ばれる若者たちと共に、参加者が2日間で1時間の英語ショーを作り上げるアウトリーチ活動です。
対象は小学1年生~大人で、費用は18,000円。
※費用は県により異なります。
長女は2回(小1&小2の時)参加しました。
初参加の子は最後のショーで何らかの役がもらえるようで、娘はピーターパンの役をもらいました。
その経験がすごく嬉しかったようで、「またやる!」と珍しく2度目の参加を熱望。
周囲を見渡すと、英語教育に関心が高い知り合いの親子がたくさん( ;^ω^)!
(中にはホームスティのボランティアをしたことがある家族も!)
初参加の時に観た練習の様子。あの感動は今でも忘れられません。
特にダンスや歌が好きな子は、ぜひ参加すべきイベントだと思います。
△ 国際交流イベント参加
当時所属していた国際交流グループの伝手で、米軍基地の小学生・幼稚園生と交流できるイベントがありました。
当日は2グループ(小学生-幼稚園)に分かれて移動。
私は次女と幼稚園へ行き、一緒にクラフトをしたり給食を食べたり、園庭で遊んだりと貴重な経験ができました。
小学生チームはコミュニケーションがなかなかとれないので、卓上サッカーなどで遊んでいたようですが・・・
6歳の長女は「ふ~ん」程度。
3歳次女に至っては、記憶に残ってすらいないようです( ;^ω^)
○ 英検ジュニア(シルバー・ゴールド)対策
「英検ジュニア」は、まだ英語の読み書きができない学習者向けのリスニングテストです。
3つのレベル(ブロンズ・シルバー・ゴールド)で構成されていて、合否判定はありません。
※正答率が80%を超えれば次のレベルを受けられる仕組みです。
この英検ジュニアは、テスト対策用の教材が本当によくできています。
内容は以下4種類あり、うちの姉妹は特にゲームが大好きでした。
- ドリル&ゲーム
- もぎテスト
- テスト
- カードアルバム
ただし、「ドリル&ゲーム」だけでは英単語の定着が不安定だったので、「カードアルバム」からカードをダウンロード&プリントアウトし、カルタ形式で確認していました。
このおかげでずいぶん語彙力がついたと思います。
○ 各級、英検対策
英検ジュニアのゴールドで80%を達成した後は、毎年英検を受験しています。
幼児期に比べて英語音声のアニメ視聴や英語絵本の多読をほとんどしなくなった今、この英検対策で英語の4技能をまんべんなく伸ばそうとしています。
小2で英検5級に合格したのからはじまり、現在・小4で準2級合格まで来ました!
対策内容に興味がある方は、以下の記事もご覧ください。
○ 公文の英語
英検対策4級に合格したあたりから、長女の文法理解や単語力不足が気になりだしました。
Skype英会話を辞めたこともあり、ライティングに定評がある公文の英語に入会!
週2回のレッスン中、E-pencilを使ってひたらすらテキストを解きまくる上、1日5ページの宿題で何度も反復作業をこなしていました。
その結果、特に「ライティング力」が向上!
英検3級・準2級合格に、大いに役立ちました。
○ 公民館主催の無料英会話講座参加
私たちが参加した公民館等の子供向け英会話講座は、誰でも参加できるよう、扱う英単語は初級レベル。
そしてゲームなどで楽しく学べる工夫がされていました。
数のカウント(20まで)や職業の英単語なども扱っていて、とても良い復習になりました。
まとめ
効果が高かったオススメの取り組み
小学校低学年頃は「英検ジュニア」のラーニング教材と、幼児期編で紹介した「Little Fox」からプリントアウトした絵本などを使い、音読練習を行いました。
これによって、リーディング、リスニングの2技能が伸びたと思います。
こうしたデジタル教材は、PCやタブレットで英語音声を聞いた後、同じ内容の単語カードや絵本をプリントアウトして復習するとかなり効果的でした。
英検の受験をはじめてからは、5級・4級と立て続けに合格はできましたが、ライティング力(文法や単語力)が伸び悩んでいることに気付きました。
そこで「読み書き」に特化した公文の英語に入会。
1年半の間テキストを解きまくり、英検3級に合格するくらいのライティング力をつけることができました。
英検と公文と並行して進めたのは正解でした。
特に3級の受験では、公文で文法の基礎(疑問文・否定文の作り方など)を学んでいたので「単語を覚える」ことに集中することができ、効率的にスコアアップできたと思います。
微妙だった取り組み
小学校期に微妙だったと感じる取り組みは、1つだけ。
1年間の「オンライン英会話教室」は、全然効果が感じられませんでした。
おそらく週1回のレッスンでは、毎回学んだことを忘れてしまう点。
また、シャイな長女にはそもそも「話す練習」というのが苦手だった点。
これ以外はいずれも効果が出てきているので、本当にすべてやって良かったと思います。
オンライン英会話を否定しているわけでは決してなく、私たち親子には向かなかったということをお伝えしたいです。
英語教育を10年続けて思うこと・・・
英語教育をはじめて、約10年。
最初の2~3年は「これであっているのかな。。」と、いつも不安で悩んでいました。
それでも周囲のママ友や講師の方々の助けを借り、試行錯誤を重ねながら、なんとか続けてこれたと感じます。
私たちの経験が、これから英語教育をはじめる方、もしくはすでに頑張っているけど不安を抱えている方のヒントになれば幸いです(*’∀’*)