私と娘2人(現在、小学生)の英検対策体験談。
うまく行ったこと、行かなかったことを書いています。
これから受験する親御さん、お子さんの参考になれば嬉しいです。
- 英検準2級の合格点って、何点だろう?
- どんな内容の問題が出るの?
- 対策はどんなことをすればいい?
英検準2級は「高校中級程度」で、英検3級をグレードアップした内容です。
わが家の小4長女は、2021年1月に受験。
対策期間は約1ヶ月半ながらも、3級受験時の経験を活かしてギリギリ合格することができました(^^;
私たちの経験が、これから英検準2級を受験する方にとって、参考になれば幸いです!
英検準2級の合格点・合格率
合格基準: 正答率60%前後
まずは素点の合格基準目安を知るために、合格基準点に近くで合格した3名(うち、一人は長女)のデータを見てみます。
※合格基準のCSEスコアは、いずれも1322点です。
2018年度第2回 (Aさん) |
2020年度第2回 (Bさん) |
2020年度第3回 (長女) |
||
---|---|---|---|---|
R | 素点 | 12/37 (43%) |
16/37 (43%) |
18/37 (48%) |
CSE | 411/600 | 423/600 | 433/600 | |
L | 素点 | 20/30 (67%) |
17/30 (57%) |
25/30 (83%) |
CSE | 447/600 | 443/600 | 508/600 | |
W | 素点 | 14/16 (88%) |
14/16 (88%) |
8/16 (50%) |
CSE | 507/600 | 516/600 | 394/600 | |
計 | 素点 | 50/83 (60%) |
47/83 (56%) |
51/83 (61%) |
CSE | 1365/1800 (合格基準+43) |
1382/1800 (合格基準+60) |
1335/1800 (合格基準+13) |
参照元: ゆるいお母さんのブログ / 子ども4人のドタバタ日記
これを見る限り、素点の正答率は56~61%を超えれば良さそうです。
ただし、英検は2016年度からCSEスコアを基に合否判定をするため、素点はあくまで参考程度。
上の表でも、例えばライティングではAさん・Bさんとも同じ正答数ですが、CSEスコアが異なっていたり、また一番素点が高い長女のCSEスコアが一番低いといったことも見られます。
合格率: 1次試験35%・2次試験83%
合格率については、現在公式HPでは開示していません。
少し古いデータ(2015年度まで)を見つけたので、見てみます。
開催年度・回 | 一次試験 |
---|---|
2015年度 | 36.7% |
2014年度 | 35.7% |
2013年度 | 35.9% |
2012年度 | 35.8% |
2011年度 | 36.1% |
2010年度 | 35.1% |
参照元: English Navi
1次試験の合格率は約35%。
加えて、2次試験の合格率は83%程度(※)のようです。
※参照元: English Navi
受験者層
主な受験者は、高校生と中学生
英検準2級は「高校中級レベル」とされていて、主な受験者は高校生と中学生のようです。
参照元: English Navi
実際私たちが受けた時も、1次試験会場にいた小学生は長女を含め4名のみ(^^;
他はみんな中・高校生でした。
2次試験では高校生らしき学生ばかりで、小学生は長女1人のようでした。
英検準2級の内容と特徴
問題構成と出題内容
英検準2級は「筆記試験(リーディング&ライティング)」と「リスニング」の2部構成。
リーディング37問にライティング1問、そしてリスニングが30問です。
詳細は公式HPをご参照ください。
参照元: 公益財団法人 日本英語検定協会
筆記試験(リーディング)、4つのポイント
- 大問1: 語彙力必須!
- 大問2: 一番やさしいので取りこぼさない!
- 大問3: 英検3級までにはなかった新形式問題
- 大問4: 集中力的にも最もタフ
大問1
単語・熟語問題が16問(8割)、文法問題が4問の計20問。
つまりここは、語彙力がないと点がとれません!
また文法問題は「動詞に関する項目」が多いので、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
参照元: 公益財団法人 日本英語検定協会
<動詞問題のポイント>
- 時制
- 受動態
- 不定詞 / 動名詞
- 分詞
- 仮定法
大問2
参照元: 公益財団法人 日本英語検定協会
大問2は会話文を完成させる問題。
読みやすく、筆記問題で一番やさしい大問なのでしっかり取っておきたいところです。
大問3
参照元: 公益財団法人 日本英語検定協会
英検3級までにはなかった、長文に対しての穴埋め問題。
大問2に似ていますが、もう少し話の展開をつかむ能力が問われます。
大問4
英検3級と比べ、かなり難しくなったと感じたのが大問4。
特に英文Bは量も多く(300語程度)、内容も「社会的・科学的」と高度です。
小4長女は、毎回この大問4・英文Bに大苦戦!
内容が難しいうえに、リーディング分野で最後の問題なので、集中力が続かないことも多かったです。
筆記試験(ライティング)、3つのポイント
- 配点がとても高い!
- 書く量が大幅アップ!
- 客観的な理由づけが必要
ライティング
個人的な意見を書けば良かった英検3級のライティングと比べて、準2級は客観的な理由づけが必要になります。
また目安の語数も英検3級は25~35語程度でしたが、準2級では50~60語程度と約2倍。
書く内容も分量もグレードアップしていると感じました。
英検準2級 | 英検3級 | |
---|---|---|
英文量 | 50~60語 | 25~35語 |
トピック例 | ・英語学習はいつからはじめた方がいいのか ・アパート、一軒家のどちらに住んだ方がいいのか |
・一週間で何曜日が好きか ・ご飯とパン、どちらをよく食べるか |
そして、配点はたった1問でなんと600点!
他の技能と比べれば、どれだけ配点が高いかがわかります。
問題数 | CSEスコア | |
---|---|---|
リーディング | 37問 | 600点 |
リスニング | 30問 | 600点 |
ライティング | 1問 | 600点 |
リスニング試験、3つのポイント
- 英文は1回しか読まれない!
- 第1部のイラストが消えた
- 選択肢の英文も長い!
英検準2級からは、全体を通して英文が一度しか読まれなくなりました。
そのため、わからない問題は適当にマークして先に進みつつ、一定のリズムで解き続けることが大事になってきます。
また英検3級までは第1部の問題にイラストがついており、場面や登場人物がわかったのですが、準2級からはイラストもなくなりました。
そのため、音声だけですべての情報をつかまなければいけません。
さらに、選択肢の文章も長くなっています!
3級では選択肢が「時間・場所のみ」といったサービス問題もありましたが、準2級からはありません。
英検準2級の対策 <1次試験>
小4娘の英検準2級対策概要
【対策期間】
約1ヵ月半(2020年12月上旬~2021年1月下旬)
※年末年始の1週間はストップ
【対策本】
・でる順パス単英検準2級 ※以下「パス単」
・英検準2級予想問題ドリル ※以下「問題ドリル」
・英検準2級過去6回全問題集
【リーディング対策】
・パス単で単語対策
・長文は娘が解き、私が解説する
【ライティング対策】
・「構成」と「語数」に集中
・助動詞の使い分けを身につける
【リスニング対策】
・リズムよく解く練習をする
今回は英検3級合格直後に受験を決めたので、対策期間はわずか1ヵ月半!!
結果、こんな学習内容になりました。
試験まで… | 内容 | 勉強時間 |
---|---|---|
90日 | 単語重視 ・パス単 ・問題ドリル(休日のみ) |
平日10分 休日30分 |
60日 | リーディング重視 ・パス単継続 ・問題ドリルと過去問を解く ※リーディング中心 |
平日10分 休日60分 |
2週間 | リスニング・英作文重視 ・単語暗記ストップ ・過去問を解く ※リスニング中心 ・オリジナルプリントで英作文対策 |
毎日 30~60分 |
それでは各3パート毎に、私たちの対策内容をご紹介します。
リ―ディング: 単語暗記と長文読解に大苦戦!
単語対策
単語対策は以下の書籍を参考に、「パス単」を使って進めました。
この本では「『パス単』を毎日100語ずつ覚えながら、1週間でサイクルで進めていく方法」が紹介されていますが、今回はわからない単語も多かったので、1日50語のペースで進めることにしました。
<単語学習法>
- 50単語、和訳を赤シートで隠して読む。
読めなかった単語はマークしておく。 - 翌日、前日にマークした単語だけ読む。
- 翌々日、再度マークした単語を復習する。
- 読めない単語が3語以下くらいになったら、次の50単語に進む。
実際やってみると、長女にとっては耳慣れない英単語(refer, reflect, particularなど)も多く、1ヵ月半では全体の半分までしか進まず、定着もイマイチ・・・。
そのため、大問1の正答率は30~40%程度。
選択肢にある英単語の意味がさっぱりわからず、長女はキツそうでした。
長文対策
長文対策は問題ドリルと過去問で行いました。
大問3の英文Aは問題なかったのですが、大問3・英文Bは文章も長く話題も「世界の歴史や文化」と高難易度・・・
長女は何が書かれているか分からない状態だったので、毎回私が解説するだけで終わってしまいました。
大問4の英文A(メール問題)は、本番で満点をゲット(*’∀’*)!
以下のアドバイスが効いたようです。
<メール問題のアドバイス>
- 「From」「To」「Date」「Subject」の欄は飛ばさないで、サラッと読む
- 頭から順番に読む
※質問1→1段落目、質問2→2段落目、質問3→3段落目
ラスボスの大問4・英文Bは文章量が多いうえに単語も難しく、長女はやる前からギブアップ状態・・・
でも、1つだけアドバイスしました。
<大問4・英文Bのアドバイス>
- 質問を先読みしてから本文を読む
・・・が、結局は大問3の英文B同様、私が解説するだけで終わっていました・・・ハァε-(ノω=; )
1ヵ月半しか時間がなかった私たち親子は、英検準2級の難しい長文に通用する読解力を身につけることはできませんでした。
大きな原因は語彙力不足。
この反省は、英検2級受験時に活かそうと思います(*’∀’*)
ライティング: 50語以上どうやって書くかに全集中!
旺文社・問題ドリルによると、ライティングの配点基準はこの4つ。
<ライティングの配点基準>
- 内容: QUESTIONで示された質問に合っているか
- 構成: 「意見」「理由2つ」「まとめ」の構成になっているか
- 語彙・文法: 語彙・文法が正しいか
- 語数: 目安の語数(50~60語)におさまっているか
しかし時間がなかった私たちは、全部やるのは諦めて②「構成」と④「語数」だけに集中した練習をしました。
公文に1年半通い英文を書くことに慣れたとはいえ、英作文にはまだまだ不慣れな長女。
そのため、まずはフォーマットを用意。
<英作文フォーマット>
- 質問に対する答え
- I have two reasons. First, (理由1)
- Second, (理由2)
- For these reasons, I think (まとめ)
さらに、文法的にバリエーションを持たせるため、助動詞の使い分けも教えました。
助動詞 | 意味 |
---|---|
can | できる |
must, have to | しなければならない |
should | やった方がいい |
そのうえで、私が作成したオリジナルプリントと問題ドリルを使い、
- フォーマットに沿って、日本語で意見・理由を考える
- 50語以上を目指しつつ、英訳していく
といった練習を繰り返しました。
リスニング: リズムを崩さないことに全集中!
これまでの英検リスニングでは80~90%取っていた長女ですが、準2級の問題ドリルを解いてみると正答率は50%前後・・・や、ヤバイ・・・( ゚д゚ )!
「英文が1度しか読まれない」「選択肢の英文が長い」ことで、音声に追いつけないのが原因でした。
しかし筆記の大問1は、何度やっても正答率30~40%。
さらに筆記の大問3・4はまともに解けない状態・・・
短期間で合格スコアまでもっていくには、リスニングで高得点を狙うしかありません!
そこで行ったことは、3つ!
<リスニング対策3つ>
- 選択肢で迷っていたら、私が「次に行け!!」とプレッシャーをかける
- 間違えた問題はもう一度音声を聞き、解き直す
- 問題ドリル・過去問を慣れるまで解く
「適当にマークして次に進む」よう教えても、なかなか問題を捨てられない長女。
でも繰り返すうちに、次の問題が読まれる直前(or読まれて数秒)までにはどれかをマークし、リズムを崩さずに解けるようになりました。
結果、本番の正答率は83%!
直前期の対策が功を奏しました!
結果: 51/83点(61%)でギリギリ合格!
受験の結果、素点が51/83点(61%)・CSEスコア1335(合格基準1322)で、ギリギリ合格!
落ちたと思っていたので、本当にビックリ&嬉しかったです(*´∀`*)-3
しかし長女自身は「あぁ、2次の勉強しなきゃだ・・・ハァε-(ノω=; )」と複雑な顔してましたが。。
<今回の素点>
技能 | 得点 |
---|---|
リーディング | 18 / 37点 |
リスニング | 25 / 30点 |
ライティング | 8 / 16点 |
合計 | 51 / 83点 |
5割に満たなかったリーディング・ライティングを、リスニングで8割以上取ってなんとか挽回。
長女は幼少期から幼児英語教材やオンライン教材を使いリスニングをやってきたので、ここでその貯金が活かされたと感じました(;^_^A
英検準2級の対策 <2次試験>
2次試験・内容
<画像>
2次試験の所要時間は約6分間。
流れとしては問題カードを受け取り、20秒間黙読した後、英文の音読をするよう指示されます。
その後、5つの質問に答えます。
公式HPにはサンプル問題と試験の流れがわかるアニメーションがあるので、確認しましょう!
2次試験・対策
【対策期間】
約2週間
【対策本】
・英検準2級過去6回全問題集
・英検準2級2次試験・面接 完全予想問題
【取り組み内容】
・面接の流れを確認
・過去問(A日程&B日程×6回 = 12回)で練習
※ほぼ毎日30分程度
1次試験の合格を確認した後、私たちに残された時間は2週間だけでした。
まずは公文で借りた「英検準2級2次試験・面接 完全予想問題」のDVDで全体の流れを把握した後、「入退室時の挨拶」や「面接前後の簡単な受け答え」を確認。
それから過去問を使った実践練習を行いました。
面接の練習をする時はいつも私が面接官になり本番通りに進めます。
以下、各パートを答える際に気をつけたポイントです。
質問 | ポイント |
---|---|
No.1 | ・2つの疑問詞(how, why)に対する答えを見つけて、適切な形に直す |
No.2 | ・現在進行形にして答える ・単語が思い浮かばない時は「do」「have」を上手く使う |
No.3 | ・簡単な英文3つで説明する ・接続詞(but, and, so)を使い、考える時間を作る |
No. 4 | ・まず日本語で答えを作り、英訳する ・理由はなるべく2つ言う |
No. 5 |
苦労したのは、No.1, 4, 5でした。
まずNo.1は過去問を分析し、「How~?」「Why~?」の回答パターンを習得しました。
<No.1 Howパターン回答>
- 質問と同じ文章を本文から見つける
- 「by doing so」の前が答え。
「by ~ing」からはじまる文章で答える。
【質問】
How coffee shops attract many customers?
【本文抜粋】
Some coffee shops keep a variety of animals to play with, by doing so they attract many customers.
【回答パターン】
By keeping a variety of animals to play with, coffee shops attract many customers.
<No.1 Whyパターン回答>
- 質問と同じ文章を本文から見つける
- 「so」の前が答え。
「because」からはじまる文章で答える。
【質問】
Why do many students feel tired during their class?
【本文抜粋】
However, many students go to school without eating breakfast, so they feel tired during their class.
【回答パターン】
Because many students go to school without eating breakfast, they feel tired during their class.
長女にとってはこの一連の作業、難しかったようです。。
でも過去問で練習を繰り返すうちにコツを掴み、できるようになりました。
No.4, 5は、「書く」「話す」の違いこそあれど、1次試験の英作文と同じと考えました。
そのため、頭の中で以下の流れが瞬時にできるよう練習をしました。
<スピーキング練習方法>
- 質問に対する答え(yes, no)を決める
- 日本語で理由を2つ考える
- ②をそれぞれ英訳する
- ③で作った2つの英文を「and」や「also」でつなげる
※長女は②で理由を考える時、答えが短くなりがち(「簡単だから」「便利だから」 etc)だったので、もう少し膨らませるよう私が手伝いました。
さらに作った英文を話すだけだとすぐ忘れてしまうので、丸ごと覚えるようにもしました。
このように頑張ってみたのですが・・・
本番当日は「オンラインゲームは将来人気になるかどうか?」といった、練習では見たことのないテーマが出たため、長女はうまく答えられなかったようです。
不得意なテーマにも意見が言えるようには、相当の練習量が必要だと感じました。
2次試験・本番
当日は、9時の受付時間ギリギリに到着。
受付後は待合室へ誘導され、先着順で呼ばれました。
長女は受付が遅かったので、9時40分頃呼ばれました。
面接時間は1人約6分間なので、呼ばれてから大体30分後に戻ってきます。
長女も10時15分くらいに戻ってきました。
早速、長女に「どうだった?」と聞くと、半泣き状態。。
練習と全然違ってた!
No.1は「How~?」って聞かれたから、答えの「by ~ing」の部分探したけど無かったから難しかった(泣)
それにイラストに男の人がドアを修理している様子があったけど、「修理する」って英語で何て言うかわからなくて、No2もうまく答えれなかった・・・。
えっ?
「by ~ing」になっている部分なかった?本当に?
うん・・・
あとね、面接官の女の人の英語めちゃ速かった~。
ちょっと怖くて緊張した~。
NO.4, 5もあまり手応えがなかったようで、親子で肩を落として帰りましたハァε-(ノω=; )
2次試験・結果
試験直後の長女の様子から、「今回は落ちた。次回は時間をかけてじっくりやろう。」と、期待せず結果を確認すると・・・
まさかの合格( ゚д゚ )!!!
しかも合格基準+1点・・・まさに崖っぷち!
分野 | 得点 |
---|---|
リーディング | 3 / 5点 |
Q & A | 15 / 25点 |
アティチュード | 2 / 3点 |
2次試験では想定外のことが起き、動揺しただろうに・・・
長女、よくぞ耐えたと思います。
それができたのは、2週間親子で何度も練習をしてきたからだと思います。
時間がない中、諦めずやっておいて本当に良かった!
まとめ
準2級は「得意分野を伸ばせるか」が合否の分かれ目
小4娘が英検準2級を合格して感じたのは、対策期間が短い場合は得意分野に集中した方が合格の可能性は高まるということです。
文法・長文読解・英作文が得意な人は筆記試験を、長女のようにすでに英語耳を鍛えている人はリスニング試験に集中して取組めば、短時間でもスコアアップが可能です。
ただ総合的に英語力を伸ばすには、自分の弱い分野も鍛えていかないといけませんよね。
さらに上の級を目指すために、試験後は一転して弱点の克服に努めた方がいいと思いました。
今回の記事が、英検準2級を受験する方の参考になれば幸いです!