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DMM英会話について
概要
DMM英会話は2012年にスタートし、現在は約6,500名の講師が在籍する、大手のオンライン英会話サービスです。
講師は120以上の国から採用されており、この多様性はDMM英会話の大きな特徴となっています。
≫公式HP: DMM英会話
料金&基本情報
月額 | ¥7,480 (1日1回・25分) |
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入会金 | ¥0 |
教材費 | ¥0 |
レッスン 提供時間 |
24時間 |
講師 | ネイティブ含む 120カ国以上 |
体験回数 | 2回 (無料) |
私について
自己紹介
医療系の研究員をしております。
年齢は40代で、小学生の娘が1人います。
最初に生の英語に触れたのは、大学1年生の時にはじめて行った海外旅行でした。
オーストラリアのケアンズに行ったのですが、けっこうボコボコにされました(笑)
私の英語があまりにも通じなかったので、ホテルのスタッフさんにすら相手にしてもらえず、「はぁー」とため息をつかれたのを覚えています。
そんなこともあり、帰国してからは自分で英語の勉強を開始しました。
学生だったのであまりお金を掛けたくなかったということもあり「NHKラジオ英会話」をやっていたのですが、自分としてはよい選択だったと思っています。
たまに休んだ時期もありましたが、「NHKラジオ英会話」を続けた結果として在学中にTOEIC730を取ることができました。
そのおかげもあり、新卒で入社した会社では「社内で一番英語ができる人!」と思われていたみたいです・・・実際、全然そんなことなかったのですが(笑)
英会話をはじめた、きっかけ
英会話を始めようと思ったきっかけは、娘の存在が大きいと思います。
娘は3歳の頃から英語を習い始め、その後メキメキと上達していきました。
そしてある時思ったのです。
「ヤバい、このままじゃ抜かれる!」って(笑)
それで2017年の12月に、私も昔から興味があった「フィリピン留学」に娘と2人で行くことにしたんです。
期間は1週間だけだったので、現地での効果を最大化するために日本でできる限りの準備をしておこうと思い、オンライン英会話をはじめることを決めました。
フィリピン留学に行く2ヵ月前、2017年秋頃のことです。
利用した期間
2017年11月から、2018年6月まで利用しました。
期間としては8ヵ月になります。
DMMのシステムを見てみたら、176回(=計4,400分間)のレッスンを受けていたようです。
選択したコース
プランとしては、毎日1回25分間のレッスンが受けられるスタンダードプランを選びました。
内容としては最初の2ヵ月が日常会話、残りはIELTS対策をやりました。
掛かった費用 (総額)
私が利用していた当時は、月々5,500円でした。
そのため、8ヵ月で考えると総額は44,000円です。
※現在は料金が変更されています。詳細は公式HPをご確認ください。
≫公式HP: DMM英会話
DMM英会話を選んだ理由
安さ、手軽さ、IELTS対策
まずはオンライン英会話を選んだのは、値段が安かったことと、場所を選ばずにタブレットや携帯でも受けられる手軽さからでした。
オンライン英会話の中でDMM英会話を選んだ理由としては、「IELTS対策」のレッスンが設けられていたからです。
実はこの時期、オーストラリアへの移住を少し意識していました。
オーストラリアのビジネスビザを申請するには、ある一定の英語力があることをIELTSという試験のスコアで示さなければならず、その対策ができる点も魅力的でした。
それに、ネット上の口コミも悪くなったので、私はDMM英会話に決めました。
(オーストラリアへの移住については、英語力以外の要件を満たすことが難しいと分かり、一旦永住権取得は諦めて別の方法を検討しております。)
カリキュラム
レッスン
DMM英会話にはカリキュラムといった概念はないので、レッスン毎に自分がやりたい内容を指定する必要があります。
レッスン教材はDMM側からも提供されているので、私もこの中から選んで色々と試しました。
最初の2ヵ月は日常会話に焦点を当てていたので、「会話」や「写真描写」を中心に選んでいたのですが、正直どれもあまりしっくりこなかったんです。
それで、結局私が行きついたのはDMMデイリーニュースでした。
書かれているニュースを読んだ後に、講師とディスカッションをする形でレッスンを受けていました。
たまに講師の出身国・周辺国に関するニュースが扱われることもあり、会話を通して彼等から生の意見を聞けるのがとても楽しかったです。
後半はIELTS対策のレッスンを受けていました。
IELTSの教材もDMM側で用意はされているのですが、レッスンの際には「今日はこれの何ページ目をやりたい!」と、ページ数まで自分が決めなければいけないのは苦痛でした。
IELTS対策の内容としては、私はライティングを重点的にやりました。次にスピーキングです。
リーディング・リスニングは日本の教育で習っていたこともあり、そこまでやりませんでした。
私が受ける試験はアカデミック(※)で、「グラフ描写問題」が苦手だったのでたくさん練習しました。
「徐々に上がっている」
「急に下がっている」
「著しく伸びている」
このような説明に必要になる、動詞や副詞を多く学びました。
※IELTSには2種類の試験があり、主に永住権申請などに使用されるのが「ジェネラル」、留学などで必要になるのは「アカデミック」です。渡航先での活動目的によって、どちらの試験を受験するかが分かれます。
ホームワーク
日常会話をやっていた時は、レッスン前の30分間くらいで予習をしていました。
その日のレッスンで取り扱うDMMデイリーニュースを読み、知らない単語を調べた上で内容を理解するようにしておりました。
IELTSの時は、DMM英会話のレッスンとかは関係なく普段から勉強していました。
本当にもう、半年間を駆け抜けた感じですね(笑)
講師・スタッフについて
講師
私はだいたい、3~4人くらいの講師の方をローテーションしていました。
朝の時間だったら、メキシコ人の講師。
カンバセーションがしたかったら、ボスニア・ヘルツェゴビナの講師か、フィリピン人の女性講師。
このフィリピン人講師は看護師をやっていたので、私の研究分野である医療系の話も少しできたのがよかったです。
IELTS対策については教えられる講師も限られているので、大体いつも2名の講師のうちからどちらか1名を選んでいました。2人ともセルビア人でした。
でも疲れている時は、さきほどのフィリピン人講師などを選んだりして、ゆっくりと会話していました(笑)
スタッフ
サポートなどについては、利用したことが無いので分かりません。
ただ回線状態が悪く講師に繋がらない時など、レッスンが出来なかった場合は、オンラインでサポートへ連絡するとチケットを補償してくれました。
その他
授業の受けやすさ (振替など)
DMM英会話は、予約は15分前まで、キャンセル・変更は30分前まで自由に行うことができます。
予定を柔軟に変更できるので、この仕組みはとても便利でした!
≫公式HP: DMM英会話
ぶっちゃけ、上達しましたか?
思っていた以上に上手くなっていた!
私は本当にまったく英語が喋れない状態からスタートし、それからIELTSの試験まで8ヵ月間、DMM英会話のレッスンを受け続けました。
当時、自分としては「まだナチュラルな会話からは少し遠いかな?」と感じていました。
その状態でIELTSの本番試験に臨んだのですが、結果としては「Overall 6.0」のスコアを取ることができ、自分思っていた以上に会話が上手くなっていたことに気付きました!
確かに振り返って見れば、最初の方は講師の質問に対して単語で返答してしまうことも多かったのですが、今ではちゃんと文章で返すことができますし、クッション言葉(As you knowなど)も使うことができるようになりました。
【まとめ】DMM英会話の口コミ・評判
良い点
料金が安く、また退会(休会)も簡単にできるため、はじめる際のハードルがとても低い点です。
私が始めた時は初月割引もやっていたので、本当に安くはじめることができました。
辞めるのも簡単で、DMMのオンラインシステムから申請をするだけで完結しました。
退会してもアカウントは保持されているので、もしまたやりたいと思ったら、すぐに再開することができます。
悪い点
毎日、同じ講師のレッスンが受けられるわけではない点です。
講師の質はかなりバラつきがあるので、私も自分に合う講師を決めるまでは大変でした。
中には本当にひどい講師もいて、食事や化粧の片手間にレッスンをされたこともあります。
その講師はたった25分間のレッスン中に、1.5リットルのコーラを飲み干しました!
つまり彼女は、ほとんど喋ってすらいなんです。(ある意味、異文化を知るよい経験となりましたが…)
問題がある講師については運営側に報告する仕組みもあるのですが、その後処罰があるのかどうかは不明です。
いずれにしても、こういった講師に当たってしまう度に「あぁ、また時間が無駄になる。」と感じてしまい、結局はその不満が積もり、IELTS受験が終わったタイミングで辞めてしまいました。
検討している方へ
まずは1ヵ月だけもいいからやってみるといいと思います!
料金が安く、無料体験レッスンもあり、また辞めるのも本当に簡単です。
興味があるのなら、試してみない理由は無いと私は思います。
≫公式HP: DMM英会話
僕からのアドバイス
DMM英会話を辞めた後、「e英会話」というサービスで英会話を続けていたというAさん。
引き続き英会話力は伸びているとのことですが、1つ困っていることがあるようです。
「継続的にレッスンを受けている時はいいのですが、ペースを落とすとすぐに英語力が落ちてしまいます。
英語力を保つために、何かおすすめの方法はありますか?」
英語力をある一定のレベルに保つというのは、多くの人の課題であり、もちろん僕も例外ではありません。
どうすれば、日本にいながらも英語力をキープすることができるのでしょうか?
まずはじめに、僕の意見としてはある程度のレベル(※)まで身に付いた英語力のベースは、そう簡単に落ちることはないと思っております。
※僕はこれを「自走できるレベル」と言っています。
例えば、ある単語を知らなくても、それを別の方法で説明できたり、分からない単語や表現を使われても、それが自身のデータベースにない情報だと気付けるレベルです。
僕も外資系の会社を辞めた後、マルっと3年間くらい英語を喋らなかった時期がありました。そんな時、ひょんなことからイギリス人3人と日本人2人の飲み会に誘われました。
最初の方は「あぁ、なんか言葉が出てこない。」と感じましたが、20分もしたらほぼほぼ感覚を取り戻すことができました。
外資系で勤めていた時に使っていた難しい単語は口から出てきませんが、別の言い方で説明する能力自体は衰えてないので、あまり困ることはありませんでした。
とは言いましたが・・・
実はこの3年間、英語を喋ってはいなかったものの、ほぼ毎日英語に触れていました。
- 英語で情報収集
エンジニアという仕事柄、日常的にプログラミングに関する情報をググっています。
情報量は英語が圧倒的に多いので、毎日それらの英文を読む機会がありました。 - 海外ドラマを視聴
毎晩寝る前に、海外ドラマを見ます。(そして、そのまま寝落ちしてしまいます zzz)
このように日常に英語を滑り込ませることができれば、英語力をキープすることはより容易になります。
ポイントは「英語の勉強」にならないこと!
(僕にとっても、①②で英語の勉強をしている感覚はほぼゼロです。)
本当に、なんでもいいんです。ストレスなく続けられること・・・
- 読書が好きなら、簡単な洋書を読めばいい。
- 釣りが好きなら、海外の釣りYouTubeを眺めていればいい。
- カラオケが好きなら、洋楽の曲を覚えて歌えばいい。
自分が好きで、毎日自然と続けられることを見つけてください。
・・・と、アドバイスをさせていただきました(^^)