- 「Libertyに入学しても、ついていけるか不安だ。。」
- 「ハッキリ言って自分は勉強も英語も苦手。本当にそれでも大丈夫?」
- 「『ヤバい!本当に分からない!』と感じた時、なにかサポートがあれば安心なんだけど。。。」
以前、「Liberty English Academy (リバティイングリッシュアカデミー)」を取材し、口コミや評判、グラマーテーブルの特徴などについて書きました。
※今回は前回記事がベースになっているので、先に読んだ方がわかりやすいかもしれません。
取材から分かったのは
「グラマーテーブルを習得できれば、短期間で飛躍的に英語力を上げられる可能性がある。そして実際に成功してきた生徒さんが、本当にたくさんいる。」ということ。
ただ一方、内心こんなことも思っていました。
「でもそれって、元々みんな英語がけっこう得意だったんじゃないの?
頭がいい人しか来ないから、みんなが結果出してんじゃないの?
英語学習初心者でも大丈夫!?」と。
ということで、もう一段階深く切り込んでみたいと思い再び行ってきましたので、その時のことを書きます。(生々しい話も出ます^^)
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Contents
グラマーテーブルのおさらい
グラマーテーブルについてまったく知らない方のために、まずは簡単におさらい。
グラマーテーブルはLibertyで用いられている、とてもユニークな英語学習方法です。
英語の文法・短文・フレーズなどを大量暗記する従来の方法とはまったく異なり、「VERB」を中心とした英語の並び順自体をマスターすることで英語力の基盤を短期間で形成し、最終的には海外トップレベルの大学でも通用する高い英語力を身につけることを目的としたメソッドです。
覚える内容は驚くほど少なく、テキストは10枚程度。
「短期間で英語力がアップできる秘訣の1つはここにあるのか!」と僕は思いました。
また、学校で習った「文法」よりもさらに根っこの部分に対してアプローチを行うため、基礎から上級(アカデミック)まで、英語全体をカバーできるのも興味深い点です。
より詳しくは、公式HPの説明をご覧ください。
≫藤川メソッドグラマーテーブル: Liberty English Academy
初心者でも、ついていけるのか?
元受講生: 野口先生の紹介
今回お話を伺ったのは、
「元受講生 兼 ファンデーションクラス講師 野口隼人 さん」(以下、野口先生)。
「今日はよろしくお願いします。」という挨拶に軽い関西弁の訛が混じっていたせいか、少し言葉を交わしただけでも親しみやすい人柄が伝わってきました。
本題に入る前に、簡単に野口先生の紹介をします。
慶応大学の商学部に入学。
経済やビジネスを学んでいたが、元々勉強が好きだったため「勉強を極めよう」と思い、大学院では法律系を先行することを決意。
法科大学院のことを調べると、難関校になればなるほど英語力(TOEICスコア)が求められることに気付き、独学+予備校で学習しTOEICで775点を取得。
しかし、このスコアでは慶応の法科大学院はC判定。
また通っていた予備校からは「これ以上教えることがない。」と言われてしまう。
そこで藤川先生の元を訪れたら「満点を取れますよ。」と言われ、Libertyに入学。
Liberty入学からわずか70日後、TOEICで965点(リスニング満点)を取得。
その後TOEFLの受験も勧められ受験し、TOEFL(PBT)で600点(※)を取得。
※TOEFL(PBT)は2007年で廃止されており、現在は(iBT)のみ。TOEFL(PBT)600点を(iBT)に換算すると、100点。
出身が関西だったため、このスコアを持って同志社大学法科大学院を受験したところ、全合格者の中で英語の成績がトップとなり学費免除になる。
また1つ、Libertyのとんでもないサクセスストーリーが出てきました。。。
とはいえ、野口先生も(受験英語というくくりでは)元々英語ができた側の人です。
今回はそうじゃない人たちの話も聞きたい!
ですが、もう少し野口先生とLibertyの話を聞いてみました。
大学院の授業を受けていると、あることに気付く。
「クラスメイト、そして教授ですらもけっこう英語ができてない。」
特に当時の教授は、関西を代表する事務所の弁護士。
UCLA(※)のロースクールを卒業し、国際弁護士の免許も持っている。
※カリフォルニア大学ロサンゼルス校(University of California, Los Angeles)。アメリカの超名門大学です。
そんな教授が英語を間違える。
単語のスペルを間違えて、気付かずにずっと生徒に教えている。
「法律家は言葉で勝負するもの。言葉こそが命。
それにもかかわらず、こんなに英語を間違えている。
こんなことアメリカの法廷でやったら、恥をかく。」
弁護士の勉強も本気でやっていたが、次第に「自分には英語の方が向いているのではないか?」と思い始める。
周りからも、英語の道を勧められるようになる。
そこで昔お世話になった藤川先生に相談してみたところ
「募集をしているから、ぜひ来たらいい。」と言われ、現在Libertyで働いている。
前回記事「あとがき」にも書きましたが、こうやって受講後も藤川先生と生徒さんが良い関係で繋がっている点も、Libertyの特徴の1つです。
ではいよいよ、野口先生が通っていた時に内側から見て来たLibertyの話、聞いてみたいと思います!
中から見てきたLiberty
Libertyで行われるグラマーテーブルのレッスンは、クラス分け・レベル分けという概念がありません。現在の英語力に関わらず、みんなが同じレッスンを受けます。
そのため、ここで疑問が生じるのです。
「レベルの高い人と低い人が同じレッスンを受けて、全員がレッスンについていけるのか?」と。
さて、どうなのでしょうか?
「そうですねぇ・・・
やっぱりレッスンはレベルが高い生徒に合わせて進みがちなので、僕が通っていた時も英文法のベースが無いために伸び悩んでいる人はいましたね、正直言って。
特に中学生とかはそもそも『副詞』とか『分詞構文』といった文法用語を知らないので、そういう用語が出た時点で『はっ?』ってなる。
中学・高校で習ってきた文法ともまったく違う、パズルみたいな考え方なので、ある程度掴むまでは取っつきにくくて難しいんですよね。」
そうですね、僕もそう思います。
前回1時間ほど藤川先生にグラマーテーブルを教えてもらいましたが・・・難しかった。。
「ただですね、当時からLibertyには生徒間で教え合う文化みたいなものがありました。藤川先生はカリスマ過ぎるので、質問にいけない人もいるんですよね(笑)
でもレッスンでは分からなかった生徒も、クラスメイトに教えてもらっているうちに徐々に分かってきてましたね。
僕も当時は、クラスメイトにグラマーテーブルを教えていましたよ。」
なるほど。確かにこの話も、前回の取材時に聞いた話です。
こちらの生徒さんも、同じことを言っていますね。
【初者向け】Foundation Class (ファウンデーションクラス)
誕生のきっかけ
「できれば、もっともっと伸びていって欲しいと思っていたんですよ。
分かってくると面白いんですよ、グラマーテーブルって。
僕は勉強できない人の気持ちも分かるので、自分が懸け橋になって、みんなにもっとしっかりグラマーテーブルをマスターして欲しいと思って。」
野口先生がLibertyで働き始めてからしばらくして、ある大学生が入学してきました。
その生徒さんもグラマーテーブルの授業に出ていたのですが、最初に少しつまづいてしまいます。
ある時のレッスン終了後、彼が野口先生に質問に来たため、中学生でも分かるような簡単な言葉でグラマーテーブルを説明してあげました。
すると彼は野口先生になつき、その後は毎回のように質問に来るようになります。
そこで野口先生は思います。
「毎回授業後に1時間くらい説明をするなら、いっそ正式なクラスにしてしまった方がいいのではないか?
元々自分が通っていた時、グラマーテーブルをクラスメイトに教えて感謝されていた。
だから、それをやればいいだけだ。」と。
そして野口先生自ら藤川先生に提案し、2019年4月から新しく始まったのが「ファウンデーションクラス」です。
「最初は2名だけだったんですが、だんだんとファウンデーションクラスを受ける生徒さんも増えてきました。
僕のクラスでは、最初に少しでも取っ掛かりを作ってあげることを大切にしています。
時には韓流アイドルやYouTuberの話をしたりして、生徒たちの興味を引くんです。
そんな環境でしばらくグラマーテーブルを教えると、段々と生徒たちの目が輝いてくる。
『すごい面白い!メチャクチャ分かります!』って。
まずLIBERTYに来ることが、楽しいと思ってもらう。
そして、グラマーテーブルの面白さを知ってもらう。
勉強を楽しむ”キッカケ”になれたら、嬉しいんです。」
その後、野口先生のところに質問に来ていた生徒さんは、ファウンデーションクラスを8回受けた後に巣立っていき、今では本科(グラマーテーブル)の中でも東大生などを抑えてトップになったそうです。
「結局楽しくなると自ら勉強して、勉強すると力がついて、そうなると海外の名門校に行きたいとか言い出すんですよ。
だから、僕の目指すところも藤川先生と同じなんです。」
どんな生徒さんが受けるのか?
では、どれくらいのレベルであればファウンデーションクラスを検討するべきなのでしょう?
「難関大学に入っている人はサポート無しでもグラマーテーブルついていけると思います。そういう人たちは、大学受験の時にしっかりと英文法を勉強した経験があるので。
一般的な大学生や社会人の方、英文法を本気で勉強したことがない方にとって、グラマーテーブルは最初難しいところがあると思います。
そうですねぇ・・・
TOEICでいうと500くらいがボーダーかもしれませんね。」
僕もTOEICの点数はそこそこですが、文法の知識がほとんどありません。
そのため以前藤川先生にグラマーテーブルを教えてもらった時に、難しいと感じたのかもしれませんね。
レッスン内容
ファウンデーションクラスは、グラマーテーブルクラスへの橋渡しを行うクラスです。
よって、教える内容は当然グラマーテーブルですし、使用するテキストも本科(グラマーテーブル)と同じになります。
※ファウンデーションクラスのみの受講はできませんので、ご注意ください!
担当講師は、野口先生です。
少人数制・セミプライベートレッスンのため、本科(グラマーテーブル)クラスとは異なり全員に目が行き届き、それぞれの生徒が抱えている問題にフォーカスしながらレッスンは進みます。
簡単にいえば、生徒各自のレベルに合わせ、グラマーテーブルをより丁寧にかみ砕いて教えている、英語学習初心者に最適なクラスです。
こういったセーフティーネットが貼られていると、入学してからも安心ですよね。
レッスンの雰囲気
ファウンデーションクラスの教室はこちらです。
小さめの教室は「少人数制のセミプライベートレッスン」にピッタリの大きさ。これなら生徒さん、1人1人に目を配ることができますね。
野口先生はホワイトボードの前に立ち、ホームルームのような形式でレッスンを進めていきます。
今回も動画を撮影させていただきましたので、載せたいと思います。
※画質が悪く、また容量の関係上冒頭部分のみである点、ご容赦ください。
なお、動画内(1:00過ぎ)で僕の英文法力の無さが露呈します( ゚Д゚)!!
これでも一応英会話を教えているので、恥ずかしいところはあるのですが・・・
ある意味では、本当に文法が分かってない人に対して、野口先生がどのようにアプローチをしていくかが分かる、リアルな動画が撮れたともいえます。
2分程度ですが、野口先生の人柄やレッスンの雰囲気が分かるので是非ご覧ください。
では、晒します!
レッスンを受けた感想として、使用される文法用語をこちらが知っている前提ではなく、都度「これは知っていますか?聞いたことありますか?」と立ち止まってくれる気遣いがとても優しく感じられました。
野口先生は「講師」というよりも、「面倒見のいい先輩」という表現が最適なのかもしれません。
「私は英語が苦手だから。」
「僕は勉強自体が嫌いだから。」
そんな想いがあったら、正直に野口先生に相談してみてください。
大丈夫。
野口先生だって昔はあなたと同じ、英語に悩みを抱える1人だったのですから。
基本情報
ファウンデーションクラスは本科(グラマーテーブル)の「補講」的な位置付けのクラスです。
本科(グラマーテーブル)への橋渡しが目的となるため、ファウンデーションクラスのみを単体で受講するプランはありません。
よって基本情報も、本科(グラマーテーブル)がベースとなります。
※以降、ファウンデーションクラスのみに該当する情報には「(ファウンデーションクラス)」と書きました。
講師 (ファウンデーションクラス)
ファウンデーションクラスのレッスンは、すべて野口先生が担当します。
料金
入会金:¥55,000 最大無料(※)
※スタイルペディア(当サイト)から無料カウンセリングをお申し込み後、入会いただいた方のみ対象。
グループレッスン
1回90分
定員:15名程度
受講回数 |
受講期間(※) |
1回あたり |
受講料 |
ショート | ベーシック | アドバンス |
---|---|---|
24回 | 48回 | 72回 |
3ヵ月 | 6ヵ月 | 9ヵ月 |
¥14,000 | ¥12,000 | ¥11,000 |
¥336,000 | ¥576,000 | ¥792,000 |
※週2回のペースで受講した場合の目安です。
- ショート: 基礎の英語力があり、目標まであと少しの方
- ベーシック: グラマーテーブルを習得し、応用できるようになる基本コース
- アドバンス: グラマーテーブルを使いこなし、高い目標を達成したい方
プライベートレッスン
1回50分
定員:1名
受講回数 |
1回あたり |
受講料 |
ベーシック | アドバンス |
---|---|
24回 | 48回 |
¥45,000 | ¥45,000 |
¥1,080,000 | ¥2,160,000 |
※受講時間は要相談。
振替・休会制度
レッスン開始3時間前までの欠席連絡で、固定クラスへの振替が可能。
止む終えない事情(入院・出張など)がある場合、必要書類の提出で受講期間の延長(休会)も可能。
成果保証
「成果にご満足いただけなければ、授業料をいただきません」とのことです!
※詳しい条件は公式HPをご覧ください。
タイムテーブル
グラマーテーブルクラス
Grammar Table: Grammar Tableを習得する文法クラス。※全員必修
Academic S/W: Speaking/Writingに特化したアドバンスクラス。※受講には講師の許可が必要
ファウンデーションクラス
Foundation Class: 初心者向けの少人数制クラス。
アクセス
〒108-0014
東京都港区芝5-13-14 THE GATE MITA 2F
※慶應義塾大学 東門の向かいにあるビルの2階。「LiBERTY」の看板が目印です。
最寄り駅
田町駅 (JR山手線・京浜東北線) | 西口/三田口より 徒歩5分 |
三田駅 (都営浅草線・都営三田線) | A3出口より 徒歩5分 |
赤羽橋駅 (都営大江戸線) | 赤羽橋口より 徒歩7分 |
オンライン受講も可能です。
レッスンフロー (受講の流れ)
- 無料カウンセリング (30分)
- 無料体験レッスン (60分)
※カウンセリングとは別日になります。 - ご契約・コース選択
- Grammar Table (文法・Listening・Reading対策)
習得まで、平均24~30回程度。
Grammar Tableを習得された時点で終了、または必要に応じて次のステップへ。 - Advanced (Writing・Speaking対策)
⇓
- 海外大学(大学院)進学
- 国内大学(大学院)進学
- ビジネス英語
- 海外転勤
- etc…
こんな方におすすめ (ファウンデーションクラス)
- グラマーテーブルの授業についていけるか不安な方
- 文法用語に馴染みがない方
- 中学生や高校生、英語の学習から遠ざかっていた社会人の方
あとがき
「今後もLibertyは品質を下げない」
今年、特に春を過ぎた頃から、Libertyに入学する生徒さんはとても増えているそう。
そのため現在の教室は窮屈になってきており、移転先も探しているようです。
※2019年9月現在
これまでに築き上げてきた実績、そして良質な評判と口コミが徐々に広まってきた証拠でしょう。
いよいよ、Libertyが拡大フェーズに突入していきます。
そんな現状について、野口先生はこのように言っておりました。
「受講生の数は、本当にすごい勢いで増えています。もちろんLibertyにとっては嬉しいことです。
ただ今僕たちが気を付けているのが、これからもっと色々な生徒さんが入学される中で、いかに品質を落とさないか。
これは、Libertyにとっても新しい挑戦です。」
つまりこれまでLibertyに来る生徒さんは、例えばTOEFLスコアを上げて海外の大学院に行きたいとか、企業が求めるTOEICスコアを取得して海外駐在したいとか、そういった高い目標を持っている人が多かった。
しかし今後は、よりライトなユーザー層も増えていくことが予想される。
そういった層に対してもしっかりとフォローし、結果を出してもらえるような仕組み作りを今から意識しているということです。
「なるほど。
そう考えるとファウンデーションクラスができたタイミングも、バッチリだったんじゃないかな?」と僕は思いました。
グラマーテーブルは、高速道路です。
圧倒的スピードで目的地に猛進していけますが、同時に最低時速も設定されています。
まだ運転に不慣れだったり、いきなりそんなスピードを出すのは不安と感じる方もいるでしょう。
そうしたら是非、ファウンデーションクラスを受けてみてください。
野口先生があなたの隣(助手席)に座り、しっかりサポートしてくれます。
そして自信がついてから、またグラマーテーブル(高速道路)に戻ればいいんです。
「今後もLibertyは品質を下げない」
万全の体制を整え、更なる挑戦を続けるLiberty English Academy。
今後がより一層楽しみだと感じた、今回の取材でした。