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ネイティブキャンプについて
概要
NativeCamp(ネイティブキャンプ)は2015年にサービスを開始した、オンライン英会話サービス。
他社にはない2つの特徴が、大きな注目を集めております。
1つ目は、レッスンが受け放題である点。
2つ目は、予約不要で空いてる講師のレッスンを今すぐに受けられる点。
競合と比べてまだ歴史は浅いサービスですが、ユーザーの増加ペースは業界内で最速といわれています。
≫公式HP: NativeCamp (ネイティブキャンプ)
料金&基本情報
月額 | ¥7,480 (1日1回・25分) |
---|---|
入会金 | ¥0 |
教材費 | ¥0 |
レッスン 提供時間 |
24時間 |
講師 | ネイティブ・日本人含む 100ヵ国以上 |
体験回数 | 7日間 (無料) |
私について
自己紹介
都内の某私立大学に通う、大学生です。
小学生の時に大手英会話教室に通っておりましたが、その後は中高の一般的な英語教育を受けてきました。特に強く意識してきたわけではありませんが、英語はある程度できたと思います。
中学時代に英検3級を取得し、受験時のセンター試験でも9割以上取ることができました。
英会話をはじめた、きっかけ
僕が第一志望で受ける大学の英語試験は、リスニングのウエイトが大きかったんです。
そのためリスニングのトレーニングをしなければいけなかったのですが、誰に聞いても「音声をたくさん聞いて耳を慣らせ!」と言われました。
でも僕にとってただ聞くだけというやり方は、受け身なのですぐに飽きてしまい、
「なにか、能動的にリスニングを上げる方法はないか?」と考えていました。
そんな時に「もしかしたら会話の方が頭を使うし集中するから、リスニング力も身に付くんじゃないかな?」と思い付いたのです。
喋れるようになりたかったわけではないのですが、受験英語のリスニング対策として英会話をはじめようと決めました。
利用した期間
2018年5月から2019年3月までの11ヵ月間、受験が終わるまで利用しました。
選択したコース
ネイティブキャンプの標準プランを選択しました。
毎日話し放題のプランです。
掛かった費用 (総額)
料金は月に5,500円(※)です。
※現在は料金が変更されています。冒頭の表をご参照ください。
ネイティブキャンプで特定の先生を予約したい場合、別料金でコインを購入する必要があります。
僕はコインを購入したことも無いので、11ヵ月の総額は60,500円だけです。
※現在は料金が変更されています。詳細は公式HPをご確認ください。
≫公式HP: NativeCamp (ネイティブキャンプ)
ネイティブキャンプを選んだ理由
毎日何回でもレッスンが受けられるから
料金の関係もあって、元々オンライン英会話ではじめることは決めていました。
その中で、ネイティブキャンプだけは毎日何回でもレッスンが受けられたので、学生で時間もあった僕にはピッタリでした!
カリキュラム
レッスン
僕はフリートークがほとんどで、あまり教材は使いませんでした。
最初にお互いが名前だけ紹介し合い、それから「なにか話したいトピックはある?」と聞かれます。
講師側はトピックリストみたいなものを持っており、特にこちらが指定しなければ、その中からランダムに選んで質問をしてきます。
どんな音楽が好き?
どんな動物が好き?
どんな食べ物が好き?
それからどんどん深掘りしていき、レッスン終了時間まで永遠と聞かれ続けるというスタイルです(笑)
僕はけっこう音楽が好きなので、色々なジャンルの音楽について会話をすることが多かったです。
あとはどこの国の講師ともアニメの話をすることができて「ドラゴンボールとかは、本当に世界的に有名なんだ。」と感じたりしました。
こちらが喋っている時に間違えても、講師が会話をさえぎるようなことは少なかったです。頑張って喋ろうとしてることを、講師も察してくれていたのだと思います。
スピーキングはかなり頭を使うので、知識として持っていた英語が整理・修正されていく感覚があり、とても効果を感じました。
ホームワーク
僕は1日2~3回レッスンを受けていたので、それ以外の予習・復習などは特にしていません。
毎日1~2時間話すことになるので、それだけでもけっこう体力を使いました。
講師・スタッフについて
講師
ネイティブキャンプには様々な国籍の講師がいますが、特に多いのはフィリピン人です。
その次にセルビア人、そして日本人の講師が続きます。
全員に当てはまるわけではないのですが、講師と国籍には以下のような傾向があるように感じました。
属性 | 傾向 |
---|---|
フィリピン | 陽気でハッキリと喋ってくれるので、とても聞きやすい。 |
東欧系 | 発音はキレイだが、性格が陰気でハキハキとは喋らない。 |
中東系 | あまりハッキリと喋らず、発音も少し癖がある。 |
アフリカ系 | モゴモゴと喋るうえに訛も強いので、かなり聞き取りにくい。 |
ネイティブ | もちろん英語は完璧だが、登録者が少なく、予約のためのコインが無いとほぼ取れない。 |
日本 | ピンキリ。 |
僕にはフィリピン人講師が合っていたので、優先して選ぶようにしていました。
もし取れなければ、東欧系の講師を選ぶようにしていました。
あとは、過去のレッスン回数が少なくとも500以上の方を選ぶようにしていました。
100回・200回程度の方は、教え方があまり上手ではない場合が多いです。
その結果人気が無く、リピートされていないということを示しています。
こういった講師は「小遣い稼ぎ」という感覚でやっており、特に改善していく気も無いのだと思います。
外国人の講師で英語力に不安を感じることはありませんでしたが、一方で日本人講師の中には僕よりも発音が下手な方もいました。おそらく採用基準が低いのだろうと思います。
※NativeCamp(ネイティブキャンプ)の日本人講師採用ページを見つけましたので、参考のために貼っておきます。
(TOEIC750以上、英検準1級以上など)
日本語でも教えてもらえるという安心感はあるのですが、講師の発音が変だとそれを覚えてしまうので、僕は敬遠していました。
スタッフ
サポートセンターがあります。
あとは毎月1回であれば、無料で日本人カウンセラーによる「英語力診断」を受けることができるようですが、僕は受けたことがありません。
その他
授業の受けやすさ (振替など)
基本的に予約が不要なので、予定のキャンセル・変更といったことをする必要はありません。
「いますぐレッスン」から”イン”すると、すぐにレッスンが始まるので、本当にこちらがやりたい時にいつでもレッスンを受けることができます。
おそらく講師は常に”受講可能”ステータスにしているのだと思いますが、時々レッスンが始まったことに講師が気付かず、少し待つこともありました。
≫公式HP: NativeCamp (ネイティブキャンプ)
ぶっちゃけ、上達しましたか?
リスニングとスピーキングは確実に改善されました!
まず半年間程度で、リスニングは大きく改善された実感があります!
第一志望としていた大学の模試も、リスニングパートの点数は2倍になりました。
受験の結果としては、残念ながら第一志望には受からなかったのですが、受験英語のリスニング対策という本来の目的は達成されたと思います。
あと、元々「英語を喋れるようになりたい」という目的はなかったのですが、結果としてスピーキングもできるようになりました!
今はサークルにも外国人留学生がおり、彼等とは英語でコミュニケーションを取っています。
「他の日本人と違って、君は英語が喋れるんだね!」と、褒められることがあります。
スピーキングについては、僕は完全にネイティブキャンプしかやっていません。
これは確実に、11ヵ月ネイティブキャンプを続けた効果といえます。
【まとめ】ネイティブキャンプの口コミ・評判
良い点
やはり1日に何回でもレッスンを受けられるのは、すごく良かったです!
僕もモチベーションが高い日は、1日に4回・5回と一気に受けたこともありました。
喋った回数は、必ず自分の力になります。
ネイティブキャンプは他のどのサービスよりも、たくさん喋れる仕組みが準備されていると思います。
悪い点
講師の質は安定していません。
英語が話せるだけで、教え方のトレーニングなどは誰も受けてないのではないかと思います。
僕個人の意見としては、はっきり言ってフィリピン人以外の講師を選ぶ気にはなれませんでした。
あとは通信障害が度々発生します。
最初から繋がらない時もあるし、喋っている途中で急に「少々お待ちください。」と表示されることもあります。
2~3分待ってもダメならそのまま退出し、別のレッスンを受けていました。
もし予約であった場合は、報告すればその分はキャッシュバックしてくれます。
検討している方へ
日常会話が出来るようになりたいなら、ネイティブキャンプで十分だと思います。
たくさん喋りたい日に、何回でもレッスンが受けられるというのは、間違いなく一番の強みです。
また日本人の講師も多く、中には以前にネイティブキャンプを使っていた人もいます。
そういった日本人講師からはネイティブキャンプの使い方を聞くことも出来るので、その点でも安心して始めることができると思います。
ただネイティブが少なく、レッスンを受けるためにはほぼ確実に別料金のコインが必要になります。
ネイティブとの会話がしたい方にとっては、逆に割高になる可能性もあるので、ネイティブキャンプを選ぶ必要はないと思います。
≫公式HP: NativeCamp (ネイティブキャンプ)